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Hitachi

株式会社 日立産機システム空気圧縮機・関連機器

菓子製造 Q社(製造管理部)

菓子製造 Q社

評判のお菓子の増産で、ラインを増設!しかし、コンプレッサーがこのままでは…
5.5kWが2台必要だと思っていたら、7.5kW1台でOK!最新コンプレッサーの実力とは

Q社は、地元の米を使った評判のお菓子を製造しており、工場をフル操業していた。近い将来、グローバル展開の計画もあり、メイン工場はHACCP認証を受けることになっている。品質を強化し、来るべき需要回復の機には増産に対応できるように、ラインの増設の準備も着々と進めていた

課題

ライン増設でエアーが足りない!そのうえ、HACCP認証で移動スペースの確保が…

ライン増設にあたり、早速、製造管理部は設置予定のメイン工場内でのレイアウトや、導入予定の機器類について検討を開始したが、ここでいくつか課題が発覚しました。
その時の状況をプロジェクトリーダーのM氏はこう振り返りました。
「人気のお菓子類は、製造工程や梱包作業でエアーを大量に消費する。現状のコンプレッサーではエアー量が完全に不足するため、ライン増設となればもう1台必要になる。しかし設置スペースが狭く、1台がやっとで、増設はとても無理な状況。屋外に設置場所を新設することも検討したが、騒音面やエアー配管の敷設費用の増加などが懸念されたため、断念せざるを得ませんでした」

それだけではなく、HACCP認証を受けるには、衛生管理マニュアルに従って清掃する必要がありました。コンプレッサーは、工場内の空気を使ってエアーを送り出しているため、設置されている周辺も含めてきめ細かい清掃を行う必要が出てきたのです。問題は、水を使った清掃時に水がかからないように、コンプレッサー本体の移動が可能で、そのためのスペースの確保と、移動するための手段も考えなければならないことでした。
エアー量が足らないうえに、増設のスペースもなく、一方で清掃のための移動スペースを確保しなければならない。この状況にM氏たちは頭を抱えてしまいました。

課題のポイント

  • ライン増設にあたり、現状のコンプレッサー1台ではエアーが足りないが、設置スペースの狭さから増設は難しい

  • HACCP認証を受けるために、コンプレッサー周辺の清掃が必要になったが、本体を移動するスペースが取れず、清掃が難しい

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