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Hitachi

株式会社 日立産機システム空気圧縮機・関連機器

解決

解決のポイント

  • パワフルなのに超小型なアモルファススクロールで元のスペースにピッタリ設置!

  • 運転音がなめらかなスクロールタイプで不快音を低減

  • さらに、インバータ搭載で省エネ運転ができるため、休日も無駄のない稼働ができる

アモルファススクロールなら常時高い圧力をキープでき、運転音も静か

困り果てたS氏は、取引のある機械商社の担当者にこの件で相談したところ、最近は省スペースタイプの製品が出ているとのことで、取り扱いメーカである日立産機システムに話をつないでもらうことができました。後日、その担当者から、日立産機システム製の「アモルファスモータ一体型 オイルフリースクロール圧縮機(以下、アモルファススクロール)」の提案を受けました。
驚いたことに、このアモルファススクロールは15kWの大容量機種がレシプロ式の7.5kWとほとんど大きさに差がありませんでした。さらに、圧力を一定に制御することも出来る点に魅力を感じました。「この機種なら、エアーを頻繁に使う工程が重なっても十分対応できると安心しました。また、見せてもらった動画では、ドコドコとうるさいレシプロタイプに比べ運転音が驚くほど静かだということも確認できました。」(S氏)
悩んでいた2つの問題を一挙に解決できると確信したS氏は早速、アモルファススクロールの導入を上司に提案しました。

検討の結果、現在使用中の3台のレシプロ式コンプレッサーのうち、特に劣化の著しい1台をアモルファススクロールにリプレイスすることが決まりました。
実際に導入してみると、多くの現場スタッフからアモルファススクロールを評価する声があがりました。「常に高い圧力が持続するので作業がスムーズに進み、スケジュールの遅れが発生しなくなりとても安心しています。また、生産量の少ない週末の製造は現状の7.5kWのレシプロ機1台ではギリギリ足りないのでやむなく2台を運転させていましたが、今では15kWのアモルファススクロールがマルチインバータ制御で圧力を一定に保ちながらエア量も3.7kW~15kWまで自動で容量調整してくれるので、かなりの省エネと安定したライン稼働に繋がっています。
そしてさらに良い事は遠隔でラインのエア使用量が見える化出来た事です。
標準で装備されている遠隔監視システム「FitLive」は故障だけでなく、ラインの圧力と圧縮機の稼働量もグラフ化で見えるので、ライン別のエア消費も分かるようになりました。」(S氏)
パワフルかつ静かなスクロール式コンプレッサーで製造の効率、環境を向上させたN社では、残りの2台についてもアモルファススクロールに切り替えて行きたいと評価いただいています。

導入前 導入後

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