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Hitachi

株式会社 日立産機システム空気圧縮機・関連機器

製造業 T社(研究開発部門)

コンプレッサーの老朽化で、音や振動のクレームが頻発・・・
最新型の小型コンプレッサーは、研究室でも強かった!
その技術力とは?

製造業 T社

T社の研究部門では、なるべく音の静かなものが必要だったことからレシプロタイプのパッケージ型オイルフリーコンプレッサーを使用していた

課題

コンプレッサーの音や振動にクレームが相次ぎ・・・

T社の研究開発部門で設備の管理を行っているK氏は、実験で使用しているコンプレッサーについて、このところ各研究室から苦情が相次いでいることを危惧していました。苦情は大きく分けて2つに分類され、一つはコンプレッサーが、パッケージ型ではあるもののレシプロタイプ特有の音や振動を発し研究者の間で耳障りだというもの、もう一つはもっと深刻で、いくつかの実験結果に振動が影響したと思われるエラーや誤測定があるというものでした。
その時の様子をK氏はこう語りました。「急に苦情が増えだしたので、ひとまずメーカや販売会社に問い合わせてみましたが、どうも経年利用で異音が発生したり振動が大きくなっているようでした。しかし、整備をしたとしてもレシプロ特有の音や振動が無くなるわけではないので根本解決にはならず困り果てていました。」

ある研究室のコンプレッサーがついに故障、予備機も無く実験中断に・・・

K氏が対応に追われる中、ある研究室で使用していたコンプレッサーにとうとう不具合が発生し、エアーを出さなくなってしまいました。
復旧までに数日かかったことで実験のスケジュールが狂ってしまい、K氏は予備機を持っていなかったことを後悔しました。また、メーカに応急修理をしてもらいひとまず延命はしたものの、いつまた壊れてしまうかも分からず、音や振動の問題も解決していないためK氏はコンプレッサーの更新を考え始めました。

課題のポイント

  • レシプロ特有の音や振動のクレームが研究室内で相次いでいる

  • 狭い設置スペースに予備機も置きたい

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