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Hitachi

株式会社 日立産機システム空気圧縮機・関連機器

食品メーカ A社(弁当、総菜の製造)

食品メーカA社工場ライン

生産ラインの柔軟な変更を邪魔するエアーコンプレッサーの既存配管。
この課題を解決した、最新型エアーコンプレッサーの実力とは?

スーパーやコンビニで販売される弁当や惣菜は、多様化する市場ニーズへの対応や激しい価格競争の中、短いサイクルで商品開発が行われる上に、納入先ごとの多品種小ロットでの生産が行われているようになってきた。A社でもそれに合わせたラインのレイアウト変更を柔軟にしたいと考えているが・・・

課題

多品種小ロット生産で段取り替えが頻繁に発生。しかし包装機器の位置問題で・・・

A社は、主要納品先のスーパーで好評の日替わり総菜の生産におわれていました。
連日納入先への短いスパンで商品が入れ替わるため、頻繁に生産ラインの増設や段取り替えが発生するような状況の中、生産部のT氏はある課題を抱えていました。

「特に最終工程となる包装機器の位置について、いつも悩んでいます。ネックは、レイアウト変更した際、包装機械が最適な場所に設置できないことです。特に週末の繁忙期にXXを生産するときは包装機械を増設して対応したいがエアーコンプレッサーの配管場所が限られているため、エアー配管の関係で包装機器を効率の良いレイアウトへの変更ができません。
また、給油式のエアーコンプレッサーにフィルターを設置していますが、万一の油が製品に混入するとお客様への多大な迷惑をかけてしまいます」(T氏)

エアーコンプレッサー室は既に満杯。圧縮空気中の油分も心配のため早く何とかしたい・・・

工場内のエアーコンプレッサー室はすでに満杯で、増設は難しい状況でした。そこで、包装機器の近くに置けるエアーコンプレッサーの配備も検討しましたが、レイアウトの変更を考えると設置場所を決められませんでした。また、衛生面の心配がないオイルフリー式への切り替えを考えると、T氏は頭を抱えるばかりでした。

課題のポイント

  • 多様な製品を効率的に生産するため、生産ラインの増設・段取り替えを柔軟に行いたい

  • エアーコンプレッサー室が満杯で増設が出来ない。また、エアー配管の関係から、包装機器の設置場所が限られてしまう

  • ライン近傍設置できる小サイズでオイルフリーのエアーコンプレッサーが見つからない

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