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Hitachi

株式会社日立産機システム

ビルトイン型 排気HEPAフィルターユニット

特長

1. 一般病室を陰圧対応可能(屋外排気)

2. 室内を清浄化(室内排気)*1

3. 本体の差圧計でHEPAフィルターの目詰まり管理が可能

4. ビルトイン型なので窓枠下の設置や仕舞工事が可能

「排気HEPAフィルターユニット(本体)」と「差圧計(付属品)」を部屋に設置し排気ダクト工事を行うことにより、簡易陰圧装置*2として使用可能です。

*1
クリーンルーム用としては使用できません。
*2
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)ガイドラインでは、ダクト接続による屋外排気で廊下との室内気圧差を-2.5Pa以下に設定することが推奨されています。


ご使用期間が経つにつれ、HEPAフィルタが目詰まりすると十分な集じん性能が得られない可能性があります。性能維持のために、定期的な点検およびフィルタ交換が必要です。毎年の点検をまとめて契約できるメンテナンスパックをおすすめいたします。




メンテナンスパックの詳細はこちら




設置例

病室(陰圧室)

病室(陰圧室)

設置前の確認事項

(1) 設置前の室内・廊下気圧差確認

設置前には、廊下に対する室内圧力の差が0Pa以下であることを確認ください。

(2) 設置台数の選定

本機器の導入により、一般室を入院個室や診察室等として使用する場合には「病院空調設備の設計・管理指針(HEAS-02-2013)」の最小風量の目安(6回/h)を満足できるよう設置部屋の容積に合わせた、排気HEPAフィルターユニットの台数を選定ください。

排気HEPA
フィルター
ユニット設置台数
設置部屋の容積
弱運転時 強運転時
1台 40m³以下 100m³以下
2台 40〜80m³以下 100〜200m³以下

仕様表

型式:FCE-10BTR
項目 仕様 項目 仕様
集じん効率 0.3µm 99.99%以上 消費電力 55W±20%
集じん要素 HEPAフィルター 騒音値 50dB(A)【参考】「弱」42dB(A)
処理風量 10m³/min±20% 外装 鋼板製焼付塗装 ネオホワイト半ツヤ
機外静圧 30Pa 外形寸法 W1,350×D365×H700(mm)
電源 AC100V 50/60Hz 質量 75kg±10%
付属品 差圧計(圧力レンジ0〜50Pa、最小目盛0.5Pa、精度±5%FS)×1個、
差圧計用ビニール管(内径⌀6)5m×1本、転倒防止金具×4個
騒音値は、製品中心正面1m、床上高さ1mの位置における値とします。
周囲環境は、5〜40℃ 85%RH以下の一般室内空気(有機溶剤可塑剤など特殊雰囲気は除く)とします。

寸法図

寸法図

標準型 排気HEPAフィルターユニット

標準型 排気HEPAフィルターユニット

病院の一般病室・診察室・待合室などでの換気を行います。

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