株式会社日立産機システム(取締役社長:荒谷 豊/以下、日立産機)は、2017年3月に発売した「アモルファスモータ 一体型 オイルフリースクロール圧縮機」が、一般財団法人日本機械学会(以下、日本機械学会)より、2017年度日本機械学会賞(技術)を受賞しました。授賞式は4月19日に明治記念館(東京都)にて開催されます。
日本機械学会は1879年に設立した日本初で最大規模の工学関係の学会で、日本機械学会賞は同学会が、「日本の機械工学・工業の発展を奨励する」ことを目的として1958年に設けられた日本で最も権威のある賞のひとつです。
今回受賞した技術は、世界で初めてアキシャルギャップ構造*1の薄型アモルファスモータを空気圧縮機本体と一体化することで、従来機種(同容量機)に比べ製品容積比を最大37%まで小型化し省スペース設置を実現。また、アモルファスモータは、国際高効率規格の最高レベル(IE5相当*2)を達成し、インバータ制御技術やベルトレスなどの機械部分の改善で省エネ性能を高めた点が評価されました。
日立産機は今後も、技術開発を通して、科学技術および産業の発展に貢献していきます。
株式会社日立産機システム 相馬憲一、坂本晋、兼本喜之、小俣剛、株式会社日立製作所 榎本裕治
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