
vol.6
省エネ戦国時代に負けない、三つの心得とは?
生き残り競争が激しい企業ビジネスの世界。商品開発やマーケティング、販売ルートなどでライバルの戦略を研究するのは基本で
すが、最近では省エネ戦略も忘れるわけにはいきません。
特に電気料金の高騰はボディブローのように経営を圧迫し、対応によっては会社の浮沈にかかわる可能性も…。やり手の競合企業
なら、もう素知らぬ顔で、省エネに手を打っているかもしれません。油断は大敵です。
それでは、わが社はどう省エネ戦略を立てればいいのか? まず大切なのは、内なる敵、つまり会社の電気のムダを知ることです。
これまでは、空調や照明、設備、機械、それにOA機器など、電力使用を細かい実態まで把握することはあまり行われていませんでした。
どの時間帯に、どこで、どれくらいのエネルギーが使われているのか分かれば、打つべき手がはっきり見えてきます。
一番まずいのは、どんぶり勘定の省エネ。電力会社からの請求書を見て一喜一憂し、「節電!節電!」と、かけ声だけで終わってし
しまうパターンでしょうか。
下手をすると、強引な空調カットや設備の稼働制限で社員に負担をかけ、しまいにはお客さまにも迷惑をかけてしまう…。
こんな「無理な省エネ」ではビジネスに逆効果ですね。
日立産機システムの「H-NET」は、電気を使う各所にセンサーを設置して電気の消費状況をリアルタイムで把握、全体の動向を
集中監視してわかりやすく「見える化」できる「配電・ユーティリティ監視システム」です。
これがあれば、どんぶり勘定とは決別、ポイントを押さえた改善による効果的な省エネ戦略を立てられます。
特に省エネ法改正(平成22年施行)以降は、これまで以上に多くの企業(※)が国への定期報告義務の対象となり、報告書作成に
必要なデータ収集・管理の負担が重くのしかかっています。H-NETはそうした作業の効率化にも効果を発揮、企業のコスト削減に貢献
します。
企業が省エネ能力で戦う時代、ライバルに勝つためにH-NETという武器を手に入れてはいかがでしょうか。なにはともあれ、日立産機
システムにご相談ください。
※工場・事業所・支店等の合計エネルギー使用量が原油換算値で年間1,500キロリットル以上の企業