企業情報日本国内における健康経営および労働安全への取り組み

「健康経営宣言」

日立産機システムは、日立グループ安全衛生ポリシーの基本理念である「安全と健康を守ることは全てに優先する」を不変の基本姿勢とし、安全活動とともに従業員の健康保持・増進活動である「健康経営」を推進してまいります。
日立産機システムの全従業員が健康で明るく活き活きと働くことのできる職場づくりに努めることを宣言します。

株式会社日立産機システム
取締役社長 兼 CEO ジョン・ランドール

当社の安全衛生の方針と活動内容

私たちは、日立グループ安全衛生ポリシーのもと、当社の安全衛生活動の基本理念・基本方針を次のように定め、経営課題として取り組みます。また、活動のプラットフォームとして、ISO45001に準じた「日立グループ・グローバル安全衛生マネジメントシステム」を構築しています。

基本理念

『安全と健康を守ることはすべてに優先する』~S>>Q>D>Cの徹底~
【Safety:安全、Quality:品質、Delivery:納期、Cost:コスト】
全員が「すべての労働災害は防ぐことができる」という信念のもと、あらゆる労働災害をなくし、安全・健康な職場づくりに取り組んでいきます。
これを達成するために、次のことを実行します。

基本方針

安全衛生を経営の最重要課題の一つと位置付け、(日立産機)グループ一体となって常に一段高いレベルをめざした安全衛生活動に取り組んでいく

関係法令並びに各事業所・各社の規則・基準を遵守し、基本に忠実な安全衛生活動を実行していく

一人ひとりが積極的に安全衛生活動に取り組み、全員一丸となって、快適な職場づくりと安全文化の醸成に努める

関係する全ての会社(日立産機)グループの事業活動に関わる請負会社、協力会社、取引先会社等を含む)との連携強化に努め、事業活動に関わる全ての人の安全と健康の確保に取り組んでいく

「安全・健康」を最優先とした基本理念に基づく全ての事業活動を通じて、安全・安心・快適な社会の実現に貢献していく

以上のことを真に実現するため、経営者ならびに管理者は直接の責任を負うとともに、自らリーダーシップを発揮し、率先垂範に努める


健康経営の戦略と活動内容

私たちは、社員が活き活きと前向きに働き、多様な個性や能力を発揮できる職場を創出するため、「従業員の健康状態および健康に対する意識の改善・向上」「生活習慣や病気・ケガ、メンタルヘルス不調による生産性低下の防止」を「健康経営」の経営課題として取り組みます。具体的には、日立グループ安全衛生ポリシーに基づき、以下の4つの視点から「健康投資」諸施策に取り組んでいきます。

(1)健康診断の実施と事後措置

(2)健康づくり活動

(3)メンタルヘルス対策

(4)働き方改革

この結果として、「従業員の主観的健康観の向上」「メンタル・フィジカル不調者率低減(プレゼンティーズム)」「メンタル・フィジカル休職者の低減(アブセンティーズム)」「エンゲージメント指数向上」を実現していきます。「健康経営」の取組みを通じ、成長を支えるサスティナブルな経営基盤の強化を実現し、お客さまの価値を向上させ、グローバル社会の発展と環境に貢献することをめざします。


健康経営戦略マップ

健康経営の推進体制の図

当社のカルチャートランスフォーメーション「Working Together」については こちら  

日立産機システム 安全衛生活動・健康経営の推進体制

私たちは、日立グループ安全衛生ポリシーのもと、当社の安全衛生活動の基本理念・基本方針を次のように定め、経営課題として取り組みます。また、活動のプラットフォームとして、ISO45001に準じた「日立グループ・グローバル安全衛生マネジメントシステム」を構築しています。

健康経営の推進体制の図

安全衛生マネジメントシステム

日立産機システムでは、労働安全衛生法およびISO45001の要求事項に基づき、2024年度より「日立グループ・グローバル安全衛生マネジメントシステム」を構築しています。労働者の健康と安全を最優先に、労働に関係する負傷及び疾病を防止すること、安全で健康的な職場を提供することをねらいとし、持続可能な労働環境を実現するためのガイドラインとしてマネジメントシステムを運用しています。

ISO45001要求事項と安全衛生マネジメントシステムの活動フロー

健康経営の推進体制の図

安全衛生マネジメントシステムの運営・推進するうえでは、本社機能と各事業所とのネットワーク構築を重視し、定期的なコミュニケーションを通じ、目標を達成するための情報交換とフォローアップ、推進体制の強化を図っています。

労働安全の活動状況

当社の労働災害発生率(度数率)は、国内の全産業、製造業平均を下回って推移しており、2023年度はゼロ(*)にもどすことができました。 2024年度残念ながら休業災害発生したため改めて、労働災害ゼロをめざし、さらなる安全意識の向上に取り組んでいます。

労働災害が発生した場合は、各事業所に直ちに発生情報を伝達し注意喚起を行なうとともに、事故調査タスクフォースを編成して原因究明と各種対策を実行します。その情報は各事業所に共有され、類似災害の再発防止に努めています。

日立産機システム 労働災害発生状況

健康経営の推進体制の図

健康経営の指標推移

健康経営の指標推移の図
  1. 現行の(57項目)に新職業性ストレス簡易調査票の推奨尺度セット短縮版(23項目)を追加した42尺度80項目の調査。従業員の仕事に対するストレスに加え、働きがいや上司のマネジメント、人事評価に対するストレスについても把握できるのが特徴。WFunは、健康問題による労働機能障害評価プログラムであり、7つの質問で企業の「健康経営」において、推奨されているプレゼンティーイズム測定ツール
  2. 全67問(5段階評価式55問、複数選択式2問、自由記述3問、日本限定1問、グループ独自3問、当社独自3問)カテゴリ:明確な方向性、経営層のリーダーシップ、上司のマネジメント、権限付与・委譲、会社への誇り、継続的改善、チームワーク、報酬・報奨、リソース及びサポート、能力開発及びキャリア形成の機会、安全衛生・ウェルビーイング指標:エンゲージメント、コミュニケーション、成長マインドセット、文化、DEI、環境サステナビリティ