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情報誌VoltAge21

お客さま導入事例 躍進する企業を訪ねて  vol.125

お客さまのベストパートナーをめざして

理想の省エネ工場づくりをお手伝いできた経験を生かし、
さらなる貢献をめざします。

株式会社アマダ オートメーションシステムズ 福島工場 工場長 根本文雄 様
株式会社 日立産機システム
機器営業統括部 第二営業部
制御システム第二グループ
主任 杉森盛良

 福島工場様は、構想段階から先進の省エネ工場であることをめざしていました。アマダグループにおける理想の工場づくりをお手伝いできる機会をいただいたと感じて、私たち営業スタッフとソリューション部隊が力を合わせて、2013年5月頃からさまざまな提案をさせていただきました。省エネ面で特に力を入れたことは、太陽光発電システムの導入など、工場全体の使用エネルギーを低減できる取り組みでした。例えば工場の屋上に設置した太陽電池パネルについては、長期間にわたる現地調査により、発電効率と景観を両立できる設置角度を実現したこともあります。また実際には導入されませんでしたが、冬期のエネルギーを削減するために地熱を利用するシステムをご提案したこともあります。お客さまが理想とする工場づくりに貢献できるならと思い、日立の枠を超えてプランを構築したことは、貴重な経験でした。

 現在、大型のホイストやコンプレッサーなど多くの当社の製品が、福島工場様の竣工以降のモノづくりを支えています。機種選定前は、毎週のようにお伺いしてお客さまと打ち合わせ、ご提案を重ねて決定されたものばかりですので、安定して稼働しているのを見せていただき、安心しています。これからも、先進の省エネモデル工場の発展をお手伝いできればうれしいです。

お客さまの先進工場が、その能力を存分に発揮できるよう
全力でお手伝いをさせていただきます。

株式会社アマダ オートメーションシステムズ 福島工場 製造部門 部門長 川口晃司 様
株式会社 日立産機システム
関東サービス統括部
東京中央サービス部 施設グループ
技師 長野大拓

 福島工場様の新築工事においては、省エネ活動の大きなウエイトを占める電力監視システムと太陽光発電設備の施工に携わることができました。特に電力監視においては当社の制御設計部隊と協力し、電力使用状況の見える化、見せる化を実現できました。設備の使用状況を把握することでムダのない適切な運用が可能になり、アマダ様の事業発展に大いに貢献できると思います。

 太陽光発電設備については、広大な工場の屋根を生かして、出力容量60kWの発電設備を設置し、工場の電力削減に大きく貢献しております。周囲には設備を遮るものが無い為、大自然の中で効率良く稼働しています。

 福島工場様には当社の省エネ製品を多数納入させていただいていますので、今後は地元の福島サービスと協調し、生産能力を損なわないためにも定期的な保守はもちろんのこと、対応の幅を広げていきたいと考えています。工場新築というプロジェクトに、日立産機システムの施工部隊として携われたことを誇りに思い、アマダ様の発展に少しでもお力添えできれば幸いです。お客さまから「説明はわかりやすく理解も早い。求める以上の仕事をしてくれる」と、おほめいただけるよう、付加価値を高めるような取り組みを進めていきます。

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