ハイブリッド形電磁操作機構の採用

高信頼性と長期間の安定動作を実現

• 日立独自のハイブリッド形電磁操作機構を採用することで部品点数を削減、また全ての摺動部に固体潤滑を採用することでグリースレスを実現し、信頼性・安全性が向上しました。
• 部品点数の削減、グリースレスによりメンテナンス性向上し、長期間の安定動作を実現しました。

二点切り三位置形真空スイッチの採用

一つの真空スイッチで遮断器と断路器の両性能を確保

• 日立独自の二点切り三位置形真空スイッチにより、遮断器と断路器の両性能を有しており用途に合わせた使用が可能です。
• 真空とエポキシモールドの二重絶縁構造により、万一の真空漏れが発生しても地絡事故を回避できます。
• 真空スイッチの封止には、真空遮断器で長年実績のある真空ろう付け技術を適用し、封止部の信頼性を確保しました。

小形化

• 1気圧のSF₆ガスに比べて3倍以上の絶縁性能を有する真空絶縁を適用し、開閉器の小形化を実現しました。

安全性

• 相分離構造により相間の短絡事故を防止しました。
• 真空容器内で、万一、アーク事故が発生しても、危険なガス圧力の上昇は発生せず、圧力開放装置が不要です。
• 真空とエポキシモールドの二重絶縁構造により、万一の真空漏れが発生しても地絡事故を回避できます（二点切り三位置形真空スイッチの採用部に記載済み）。
• 真空接地開閉器により、万一の誤操作に対する短絡投入性能を確保しました。
• 真空漏れの監視が可能です。

省保守

• ガスフリー設計により、ガスケットや吸湿剤などのメンテナンスが不要です。
• SF₆ガスを使用しないため、大気中に温室効果ガスを放出する心配がありません。

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