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株式会社日立産機システムVoltage21

カラー線

JAPAN PACK 2019  ~日本包装産業展~

  • ●2019年10月29日(火)~11月1日(金)
  • ●幕張メッセ HALL3

展示会レポート

Solution fot FACTORY

工場さまの問題解決のために日立ができること

JAPAN PACK 2019  ~日本包装産業展~ 会場写真

包装業界やその関連業界における
国内外の最新鋭機器・技術・サービスと

そのユーザー・バイヤーが一堂に集う
アジア最大級の
“包む”にまつわる総合展、

「JAPAN PACK 2019
~日本包装産業展~」に出展。

HACCP義務化に向け準備を進める
食品をはじめ化粧品、
医薬品関連の
お客さまの問題解決のために、
さまざまなソリューションを
ご提案しました。

JAPAN PACK 2019  ~日本包装産業展~ 会場写真

マーキング 関連
                    ● 産業用 インクジェットプリンタ
                    ● CO2レーザマーカ  ほか

ウォッシュ&ガードの2つの機能で、

簡単メンテナンスと
安全・安定稼働を実現

今回は、印字ヘッドを自動で洗浄・乾燥できるモデルをご紹介しました。手作業による洗浄工程を自動化したもので、洗浄・乾燥にかかっていた時間を約4分に短縮するとともに、洗浄にかかるランニングコストの大幅な削減も実現。さらに洗浄ユニットが密閉されているので、オペレータがにおいや溶剤に接する量を低減できるので安全衛生面も向上しました。2018年の冬に本格的な販売を開始してから、多くのお引き合いをいただいています。

産業用インクジェットプリンタでは、インクによる汚れを手作業で洗浄する時にオペレータによって洗浄ムラが生じることがあります。そこでムラをなくすために洗浄ビームが2方向から出る独自機構を採用しました。汚れやすい部分に狙いを定めて溶剤を噴出するので効率の良い洗浄ができます。またミストコレクト機能により微細なインクのしぶきを捕集して印字トラブルの発生を防ぎます。さらに洗浄後の溶剤を回収するボトルを外した時に、液がぽたぽたと垂れ現場を汚したりしない機構を採用していることもお客さまから評価をいただいています。

HACCPの義務化に向けては、日立ケーイーシステムズが提供している食品加工の温度情報の自動収集、記録データの一元管理システムとインクジェットプリンタを連携させ管理情報を印字することで、トレーサビリティを実現することができます。さらに有機則非該当の白インクや高付着タイプのインクなど、幅広い品揃えのインクをご提供することで、さまざまなお客さまのニーズにお応えしています。

産業用インクジェットプリンタ ヘッド洗浄ユニット付モデル 産業用インクジェットプリンタ
ヘッド洗浄ユニット付モデル

株式会社 日立産機システム
                                        営業統括本部
                                        設備営業統括部 第三営業部
                                        マーキングシステムグループ
                                        中野七海 株式会社 日立産機システム
営業統括本部
設備営業統括部 第三営業部
マーキングシステムグループ
中野七海

空気圧縮機 関連
                            ● アモルファスモータ 一体型
                              オイルフリースクロール圧縮機
                            ● 窒素ガス発生装置  ほか

「はるかに小さく。
はるかに自由に。」に加え、

IoTクラウド監視と
インバータ制御+台数制御を実現

今回、アモルファスモータ一体型オイルフリースクロール圧縮機の新機種(11kW、15kW、22kW)をご紹介しました。IoTクラウド監視システム「FitLive®」を標準搭載することで、お客さまお手持ちのPCやタブレット端末で24時間365日どこでも圧縮機の状態を確認できるものです。「FitLive®」により、圧縮機を管理する時間の削減や圧縮機の予防保全を実現し、工場全体のダウンタイム削減につながるメリットがあります。また、アモルファスモータと本体ブロックを一体化する世界で初めての技術により小型化に成功。今まで圧縮機を置きたくても置けなかった場所に設置できたり、工場のレイアウト変更にも対応できたりと、限られた工場のスペースを有効活用できます。さらに、インバータ制御に加えて台数制御により圧縮機を柔軟に制御でき、高い省エネ性を実現しました。

食品業界のお客さまに向けては、当社は圧縮エアーの品質がクラスゼロ認証を受けたタイプをはじめ、オイルフリースクリュー圧縮機のラインアップを幅広く展開しているので、HACCP義務化に向けたお客さまのニーズに合わせて、最適なご提案をしてまいります。

アモルファスモータ 一体型 オイルフリースクロール圧縮機 アモルファスモータ 一体型
オイルフリースクロール圧縮機

株式会社 日立産機システム 
                                                    営業統括本部
                                                    設備第一営業統括部
                                                    第一営業部 
                                                    空圧システム第二グループ
                                                    周 帆(シュウ ファン)
                                                    株式会社 日立産機システム
営業統括本部
設備第一営業統括部
第一営業部
空圧システム第二グループ
周 帆(シュウ ファン)

「勝手に省エネ!」を実現する
窒素ガス発生装置(N2パック)に、

IoTクラウド監視システムを
標準搭載

今回の展示会では、IoTクラウド監視システム「FitLive®」を標準搭載した窒素ガス発生装置(N2パック)の監視画面を展示しました。これは当社の空気圧縮機で実績のある24時間365日リアルタイムに稼働監視ができる遠隔監視システムを、窒素ガス発生装置に展開したものです。また「FitLive®」とともに新たに採用したカラータッチパネルは、操作性、視認性に優れ、設定したい項目を直接タッチして操作でき、残留酸素濃度、窒素ガス使用流量、運転時間、警報故障来歴などの運転データをその場で確認できます。特に窒素ガス使用流量が分かるようになったことで、窒素ガスボンベを使用していた時と比べたコストメリットも把握できるようになりました。

窒素ガス発生装置は食品関係のお客さまが4割、電子系が2割、樹脂成型が2割と、さまざまな業界でお使いいただいていますが、今後はHACCP義務化への関心が高まることから、食品業界の中でも品質保持・長期保存を目的に窒素ガスが充填された商品が増えてきているコンビニ業界や、大手流通業界などに向けてもアピールしていきたいと考えています。

IoTクラウド監視システム「FitLive®」監視画面と
                                                    窒素ガス発生装置(N2パック)※
                                                    ※窒素ガス発生装置(N2パック)展示機は「FitLive®」非対応機種 IoTクラウド監視システム「FitLive®
監視画面と
窒素ガス発生装置(N2パック)
※窒素ガス発生装置(N2パック)展示機は「FitLive®」非対応機種

株式会社 日立産機システム
                                                    空圧グローバル統括本部
                                                    空圧システム事業部
                                                    小型圧縮機統括部
                                                    ベビコン設計部
                                                    回転機システム設計グループ 技師
                                                    窒素ガス発生装置 専任担当
                                                    信田 治彦 株式会社 日立産機システム
空圧グローバル統括本部
空圧システム事業部
小型圧縮機統括部
ベビコン設計部
回転機システム設計グループ 技師
窒素ガス発生装置 専任担当
信田 治彦

ブロワ ● ボルテックスブロワ

これまでのブロワにはない

高風圧で安定した
クリーンなエアーを供給

今回の展示会では、ブロワの新製品3機種をご紹介しました。従来のラインアップにはなかった47〜53kPaの高風圧を実現するブロワです。これは、ルーツブロワという領域に相当するもので、食品業界においては食品が入った包装内のエアーを吸引してパック詰めにする時などにお使いいただけます。もちろん強い吐出しエアーで水滴を除去したり、塵あいを吹き飛ばしたりと、一般の工場内でも活躍できます。

当社のブロワ製品の強みはラインアップが豊富なことです。まず風量を重視するタイプ、Eシリーズがあります。また高風圧コンパクトタイプのGシリーズは食品のパック詰めなど、風圧を重視する現場で非常に高い能力を発揮します。さらにDNシリーズは、粉じんが舞ったりするような作業環境に適した耐環境型です。そして今回ご紹介した新製品はこれら3つのシリーズより高い風圧を実現することで、ブロワの活躍できる領域を拡大しました。またブロワ内部の羽根車を脱脂処理・内面処理(特別仕様)することにより、クリーンなエアーを供給することができるので、HACCPの義務化に対応する食品業界のお客さまにぜひお勧めしたいと考えています。また当社製品はメンテナンス性も良く、価格競争力もありますので、今後とも多くのお客さまのご期待にお応えしてまいります。

日立ボルテックスブロワ 高静圧タイプ 日立ボルテックスブロワ 高静圧タイプ

株式会社 日立産機システム
                                                中部支社
                                                第二営業部
                                                ドライブシステム第一グループ
                                                主任  高橋涼介 株式会社 日立産機システム
中部支社
第二営業部
ドライブシステム第一グループ
主任 高橋涼介

エアシャワー ● エアシャワー

本体にステンレスを使用し
耐食性を向上。

水を使う食品関係の
お客さまのニーズに対応

今回の展示会では、包装関係や食品関係のお客さまが多い中、特にHACCPの義務化への対応に関心が高まっている食品業界のお客さまに向けた新発売のエアシャワーをご紹介しました。それが耐食性を高めたエアシャワーです。この製品は筐体をステンレス製にすることで、食品業界の中でも水産加工やセントラルキッチン、調理室など、水を使う現場での使用に適しています。これまで、サビが心配でなかなかエアシャワーの導入に踏み切れなかったお客さまにも安心してお使いいただけます。また、この製品では照明を虫には見えない波長の黄色LEDに変更するとともに、窓ガラスも黄色のアクリルガラスにすることで虫の誘引を抑制しています。ご来場のお客さまからも「耐食性に優れたステンレス製の筐体や虫が寄ってこない照明はありがたい」というお声もいただきましたので、今後は、食品工場のお客さまを中心に設計事務所やサブコン、ゼネコンのお客さまにも積極的にアピールしてまいります。

耐食性向上エアシャワー 耐食性向上エアシャワー

株式会社 日立産機システム
                                                    事業統括本部
                                                    受配電・環境システム事業部
                                                    企画部
                                                    技師  髙澤優志 株株式会社 日立産機システム
事業統括本部
受配電・環境システム事業部
企画部
技師 髙澤優志

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