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Hitachi

株式会社 日立産機システム

食品製造 B社製造部

食品製造 B社 製造部

搬送工程にトラブル発生!
稼働スピードアップを阻んだ「複数の機器メーカが混在」問題を一気に解決!

取引先の要請で、段取り替えの時間短縮に取り組んでいるB社。搬送工程にあるピッキングロボットやパレタイズ、自動搬送機など稼働スピードのアップに向けた調整を開始した

課題

古く限界に近い機器類、調整を繰り返すも納品トラブルが多発

搬送工程のスピードアップにあたり、改善担当を任されたS氏は関係する機器類の調整に連日追われていました。しかし調整が難しく連携のタイミングが少しずつずれてしまい、とうとう納品トラブルが発生しはじめてしまいました。
「一部の機器は数世代前のモデルのため、スピードアップはかなり限界に近い状態でした。それに加えてまわりの機器とタイミングが合わず、これ以上のスピード改善はとても見込めませんでした」とS氏は同時の様子を語ります。

難航する原因の究明、そしてメンテナンスも各機器バラバラ

機器の性能に限界があるとはいえ、何か良い方法はないかとそれぞれの機器メーカやベンダに問い合わせてみたところ、「うちの製品には問題はない!」の一点張りで、解決に向けたヒントを得ることはできませんでした。
これ以上の改善は見込めないと割り切ったS氏は、古くなったピッキングやパレタイズロボットの買い替えを検討することにしました。しかし今回の切り分け問題に不安を感じたため別々のメーカからの機器購入に踏み切ることができません。考えてみれば、機器のメンテナンスもそれぞれメーカが担当するため、かなりの手間とコストがかかっていました。

S氏はこれらをすべて一括で面倒をみてくれるベンダを探しはじめましたが、専門メーカが多く、なかなか見つけだすことができませんでした。

課題のポイント

  • 搬送工程のスピードアップのため見直しを進めたが、機器間の連携やタイミングが合わず、納品トラブルが発生

  • 使用中のメーカやベンダに問い合わせたが、原因究明のための問題切り分けが困難

  • 機器のメンテナンスを各社ごとに行わなければならず、手間とコストがかかっている

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