概要
2010年施行の改正省エネ法では、事業者(企業)単位の省エネ管理が義務づけられます。
そこで、日立産機システムは省エネのPDCAをまわす原動力は「見える化」であると考え、分散した複数拠点の末端から全社の統合管理まで、日々管理できる『日立エネルギー監視統合システム』をご提案します

特長
社内イントラを有効活用して、「全社の見える化」を実現
エネルギーデータの管理を個人から企業に移します。
使いなれたパソコン上で、社員全員が、情報を共有できます。
本社・本部では、企業全体はもちろん、各所のデータも図または表で見ることができます。自動計測している拠点からは、前日のデータが1日1回送られてきます。自動計測していない拠点では、月に1回、エネルギーデータを手入力します。本社・本部の環境省エネ管理部署では、「環境会議資料」「省エネ法対応報告書」「省エネ計画策定」などにデータを活用し、省エネ推進を牽引します。
入力メニュー

閲覧メニュー
閲覧メニューを通じて、全社のエネルギーを「見える化」できます。
計画/実績管理が可能です。他拠点との比較が可能です。


多彩なデータ収集システム

自動計測システム導入拠点からの「CSV自動出力」
自動計測を導入した拠点からは、CSVファイルで自動出力します。

小規模監視システム(Webコントローラ内蔵)からのデータ送信
小規模拠点からは、監視端末ユニットによって、エネルギーデータを自動的に収集します。


Web画面からの手入力
自動計測をしない拠点では、Web画面から、データを手入力します。

他社イントラ拠点からの「メールデータ送信」
他社イントラ拠点や海外拠点からのデータ送信に適用します。

メールを利用してデータを集計
社内LANに接続できない遠隔地のエネルギーデータをメールで送信します。

予防保全と省エネのポイントを「見える化」
エネルギー管理指定工場1種、2種等の大中規模事業所には、省エネのPDCAをまわす原動力として、電力監視システム「H-NET」をお勧めします。
信頼性の高い各種のデータ収集ユニットと、標準ソフトウェアをご用意し、シンステム構築から機器設置、工事まで、一貫してお受けします。監視点数は、1~数千点まで、ご要望に応じフレキシブルに対応します。
導入後の活用についても、当社事業所での事例等をご紹介し、サポートします。
配電・ユーティリティ監視システム【H-NET】:標準ユニット

低圧絶縁監視システム


データ収集ソフトウェア(形式:DE-SWA)での表示画面例






システム仕様
動作環境 | OS | Windows Server |
---|---|---|
データベース | Oracle | |
WEBサーバ | Oracle | |
入力機能 | CSV自動入力、Webコントローラ受信、Web手入力、メール受信 | |
閲覧機能 | 日報・月報・年報、全社・拠点、種別、換算値、比較他 |
適用パソコン・OS |
Windows2000/XP RS-232Cシリアルポート付 メモリ256MB以上、HDD400MB以上 |
---|---|
接続ユニット | 121台/系統(DE-SWTは30系統まで) |
データ収集 | 1回/10分 |
構成端末 | 電力監視ユニット |
[H-NET 電流WH演算ユニット DE-8IWH3B] 電流、電力、電力量など8回路、電圧3系統 |
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Webコントローラ |
[23点タイプ EH-WA23DR] DC24V入力×13点、アナログ入力×2チャンネル、リレー出力×10点、アナログ出力×1チャンネル [増設ユニット EH-A4ERTD] RTD×4チャンネル |
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ソフト機能 | 監視 | [電力][電力量][温度] |
操作・管理 | [デマンド監視][省エネ効果][設備台帳][情報入力] | |
管理 | [トレンドグラフ][詳細データ保存] |
お問い合わせ
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