HEポンプ台数制御導入のメリット
需要に応じた給水が可能となり、消費電力が導入前の約7割に削減。年間約60万円の節電に
予備ポンプ機能があるので万が一の場合でも断水を回避
HEポンプはコンパクトなので、複数台設置でも省スペース化
日立産機システム 習志野事業所 給水塔
当社の習志野事業所は開所当時より、50年以上給水塔による給水システムを利用していました。
課題
耐震基準の変更による給水塔の補強工事が必要
水道管の老朽化による漏水を十分に把握できない
設備の清掃や保全が業務上の負担になる
工業用水圧送化プロジェクト
1．HEポンプの台数制御による消費電力の削減
従来の大容量ポンプ運転から、小型ポンプの台数制御運転にすることで、小水量から大水量まで最適な台数と運転速度で省エネが実現でき、消費電力を削減することができました。
日立独自のポンプ専用デジタルオペレータを各ポンプに内蔵。制御盤なしでポンプ台数制御(最大6台)を実現しました。
スペック
HEポンプ 7.5kW×5台
最大給水能力：3.0m³/min
最大使用量設計値：2.324m³/min
2．ポンプの遠隔監視と漏水の視える化
ポンプ室のエッジコンピューティングで運転状況の視える化を実現し、さらに監視ソリューションの導入でポンプの安定稼働が可能となりました。
ポンプ室のエッジコンピューティング
▽省資源・・・・・・・・・ポンプの台数制御、漏水の視える化
▽自動化・省人化・・・・・遠隔監視・トレンド表示・履歴記録など
▽設備の安定稼働・・・・・状態監視・異常発報など
▽省力化・省スキル化・・・部品交換お知らせ、メンテナンス記録など
キャリア無線通信
▽セキュリティ強化・・・閉域網、無線接続
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