普通構造のモータを屋外で長く使用しますと、直接風雨にさらされるため、絶縁は抵抗の低下、軸受への浸水などの故障を生じ、モータの寿命も短かくなります。このような条件では、屋外型モータ(IP44)を使用します。
軸貫通部には、防水カバー、防水スリンガを取り付けており、屋外に設置して使用する場合や、屋内でもまれに水がかかる危険性のある作業環境下で使用する場合に適しています。
防水性に加えて、湿度変化に十分耐えられるように防湿絶縁効果を施しています。
アルミ合金フレームを採用した『ザ・モートル』シリーズにより小型・軽量化を実現。しかも国際的に互換性のあるIEC寸法を採用しています。
端子箱は防水構造で、外部導線の引き込み方式および電線管ネジ寸法は表1を日立標準とします。
端子箱の取り付け位置は、負荷側からみて左側を標準としますが、右側に変えることもできます。また、口出し方向は、反負荷側向きを標準としていますが、上向き・下向きなどにも変更も可能です。ただし下向きの場合は、ベースを使用してください。
端子箱の取り付け位置は上部を標準とし、口出し方向は負荷側からみて左向きを標準としていますが、右向き・負荷側向き・反負荷側向きのいずれも変更可能です。
グリース交換型モータ(2極37kW以上)では、モータ上部にグリースニップルを設けています。端子箱より配管を施される場合は、グリース補給作業空間との干渉にご注意ください。
枠番号 および 出力(kW) |
電線管ネジ | 適用電圧(V) |
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63M | PF 1/2 (16) | 200V級 または 400V級 |
71M〜90L | PF 3/4 (22) | |
100L、112M | PF 1 (28) | |
132S、132M | PF 1-1/4 (36) | |
160M、160L | PF 1-1/2 (42) | |
180M以上の枠に 15kW以下を 入れる場合 |
PF 1-1/2 (42) | |
18.5〜30kW | PF 2 (54) | |
37、45kW | PF 2-1/2 (70) | |
55kW | PF 3 (82) | |
75、90kW | PF 2-1/2 (70) | 400V級 |
100、132kW | PF 3 (82) |
枠番63M
枠番71M〜112M*3
枠番132S〜180M*3
枠番180L以上