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Hitachi

株式会社 日立産機システムモータ

1. 高効率・省エネ

トップランナー規制効率値を満足!省エネにより高い経済性を実現します。

トップランナーモータの経済性

■コスト比較

コスト比較

トップランナーモータによる省エネルギー効果

上記より求められ、計算式からわかるように、トップランナーモータは運転時間に比例して、
省電力効果が大きくなるので、長時間運転する用途に特におすすめです。

年間省電力料金試算例

合計 年間省電力料金

注)
当社標準効率品とNeo100 Premiumとの
比較です。
(実負荷による測定方法)本値は計算値で
あり保証値ではありません。

■年間省電力料金比較

年間省電力料金比較

2. 全機種に耐熱クラスFを標準採用

従来、出力3.7kW以下は耐熱クラスEを、5.5〜22kW(4極相当)では耐熱クラスBを採用していましたが、トップランナーモータは全機種を信頼性の高い「耐熱クラスF」の材料にグレードアップしました。温度上昇値は従来モータと同等か下がる傾向にあるため、パッケージに入れてのご使用の場合、庫内温度状況は従来より良好になります。
またトップランナーモータは日本国内向けですが、今後海外向けのベースにもなります。海外モータメーカでは耐熱クラスFが標準になりつつあり、グローバルスタンダードへの対応も考慮しています。

耐熱クラスFのモータ銘板表記は155(F)となります。

3. 標準モータと同一取り付け寸法

取合い寸法(枠番号、軸系、足穴位置など)は標準効率モータと同一です。*
特にパッケージングされる用途が多い15kW以下機種は下記となります。

■3.7kW以下は外形寸法が標準効率モータと同一

(例)3.7kW 4極

(例)3.7kW 4極

■5.5〜15kW以下は全長寸法は標準効率モータと同一

(例)15kW 4極

(例)15kW 4極

*
200kW以上は受注生産対応品のため、個別にお問い合わせください。

4. 省スペース化

側面の省スペース化を考慮した端子箱上取付も対応可能。
在庫の統一も図れます。

省スペース化

■幅方向寸法低減が可能な端子箱上構造

全出力範囲で端子箱上構造にも対応いたします。*1
端子箱を上取付けとすることで、モータの幅寸法を大幅に低減し、床置き面積の低減が可能です。*2
また、急な口出し方向の変更時には端子箱の向きを変更するだけで対応が可能になります。さらに従来端子箱左取付け、右取付けの両方を使用される場合、端子箱上構造なら口出し方向の変更で両方のタイプに対応できます。

*1
一部機種は見込み生産していますのでお問い合わせください。
*2
高さ寸法が端子箱左取付けより高くなることから上部に干渉がないかカタログ、寸法図でご確認ください。

5. 保護構造IP55を標準採用(屋外型タイプ)

欧州をはじめ国外の屋外仕様モータは、IP55が標準採用されています。従来日本国内では、IP44構造を標準にし、IP55は受注対応を行ってきました。グローバルスタンダードをめざした「ザ・モートルNeo100」シリーズで採用した屋外モータのIP55を、トップランナーモータでも踏襲。採用したIP55構造は当社独自の設計思想から、より信頼性の高い構造としています。

軸貫通部の非接触防水構造 軸貫通部の防水構造は金属カラーとカバーで実現しており、
ゴムスリンガーなどに比べより広い環境でご使用いただけるとともに、
非接触構造なのでより長い期間のご使用が可能です。*1
電線管接合部 従来シリーズでは電線管を接合する部分は別部品となっていましたが、
新シリーズでは端子箱一体構造とすることで、より高い保護構造を実現しています。
嵌め合い部 嵌め合い部には液体パッキンを塗布して防水効果を高めています。*2
*1
取り扱い説明書およびJEMA技術資料 第160号に定められた日常点検は実施ください。また腐食の強い環境などでは別途処理の追加が必要な場合がありますのでご照会ください。
*2
再組み立て時には再塗布が必要となります。
132kWを超える機種については個別にご相談ください。

保護構造IP55について(JIS C4034-5による)

保護構造IP55について(JIS C4034-5による)