ページの本文へ

Hitachi

株式会社 日立産機システムモータ

  • ※出力0.75kW以上は別シリーズにてご案内しております。

負荷のアンバランス荷重について

ファン、ポンプなど、モータ軸にランナをオーバーハングして使用する場合は、ランナの不つりあい量が多いと軸受部の摩耗現象が現れることがあります。回転体のつりあいの良さの目安として、JIS B 0905がありますのでそれに準ずるようにすることが大切です。特に負荷運転をしたとき吸湿性の粉体がランナに部分的に付着することは注意をしなければなりません。
このアンバランス荷重は、回転数の2乗に比例しますので2極はとくに注意が必要です。またモータ部の振動が大きいと摩耗の進行を増長させることになります。

運転中にアンバランス荷重が増加するおそれがあり、JIS B 0905の推奨値をこえるおそれのある場合は、そのアンバランス量によって軸受部の構造を変える必要がありますのでご相談ください。