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Hitachi

株式会社 日立産機システムマーキングソリューション

トレーニングスクール「ユーザのラインを止めない」

ラインの安定稼働を守るトレーニングスクール

日立産機システムが何より重要だと考えていること。それは「ユーザのラインを止めない」ことです。そして、そのためには良い製品を作るだけでは不十分であり、ユーザに装置の仕組みを理解し正しく使ってもらうことが必要だと強く感じています。

トラブルの中には、比較的起こりやすく容易に予測できて、復旧に複雑な作業を必要としないものもあります。そのような軽微なトラブルに現場で即時対応できるようになれば、ユーザがラインの安定稼働を守りやすくなります。

ラインの安定稼働を実現するために始めたサービスが、1泊2日で装置の仕組み、使い方を学ぶ「トレーニングスクール」です。1994年の開校以来、延べ500人のユーザが参加しています。

苦手意識を払拭。誰でも部品交換できるように

トレーニングスクール講師の人選は、人とのコミュニケーションが円滑に図れること、分かりやすく説明ができることを基準に行っています。分かりやすく説明をするには、装置の「使われ方」を知っていることが重要です。製品のことだけをどれほど詳細に把握していても、ユーザの工場でどのように使われているかまで把握していなければ講師はできません。

ユーザがマニュアルではよく分からないと感じている部分や、本当にこのやり方で正しいのか自信を持てないところを十分に把握した講師が、お客様のそれらの不安を解消します。トレーニングスクールに参加した結果、「苦手意識をもった社員でも定期交換部品の交換やインク替えができるようになった」「装置に触ることに対する抵抗感がなくなった」という感想が数多く寄せられています。

トレーニングスクールをうまく活用し、部署異動や世代交代の引き継ぎの簡便化、新入社員の研修に役立てているユーザもいます。また、トレーニングスクールは毎回、さまざまな業種のユーザが各社1〜2名で参加し、最大10人で開催しています。懇親会を設けており、そこでは異業種交流が図れることも評判です。