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Hitachi

株式会社 日立産機システムマーキングソリューション

製缶メーカZ社製造技術部

トレーサビリティの強化で、飲料缶製造日の印字が必須に!容器の製造年月日と飲料の賞味期限の2つの印字問題を解決した、画期的な技術とは?

解決

解決のポイント

  • 日立産機システムから透明なインクを使った、マーキングソリューションの提案を受けた

  • 見た目には透明でわからないが、ブラックライトを当てると文字が浮き出てきた

  • 不可視インクで印字した上から通常のインクで印字したが、滲まず鮮明に打てた

  • 納入先の要求を満足したことで、他の案件も受注できた

飲料缶の底に、2つの全く違う日付の印字を可能にした“不可視インク”の可能性

試行錯誤を繰り返したK氏は、コンプレッサの採用実績がある日立産機システムの担当者にこの課題について相談してみたところ、透明なインクを使ったマーキングソリューションの提案を受けました。
イメージがわかなかったK氏は、いくつかサンプルとデモを見せてもらうことにしました。

「はじめは、ただ驚くばかりでした。見た目には何も印刷されていませんが、ブラックライトを当てると文字が浮き出てきたのです」(K氏)

デモでは、日立産機システムの不可視インクで日付を印字した上に、通常の黒インクで印字をしてみましたが、滲まず鮮明に打つことができました。こうすれば、缶底部に2つの情報を印字することができ、缶側面に印字するよりとても効率的です。またこの不可視インクは缶だけではなく、プラスチック製容器との親和性も抜群のためペットボトルや食品容器にも使えることがわかりました。

早速、上層部に掛け合い日立産機システムの不可視インクとマーキングシステムの試験導入が決まりました。このインクの活用は納入先メーカの評価も高く、他の案件も受注することができました。
現在は、全国30か所以上あるという日立産機システムのサービスにサポートをもらいながら、すべての工場でこの不可視インクとマーキングシステムを導入しています。

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