有機則で必要な局所排気装置が設置できない法令遵守と生産性維持を両立できた唯一の手段

解決

解決のポイント

• 有機則非該当で速乾性に優れるインクにより、法令遵守とラインスピード維持を両立できた

• 充実したサポート体制で、生産ラインの安定稼働を実現

有機則非該当で速乾性のインクで、法令遵守と生産性維持を両立

困り果てたA氏は、ほかの製品の生産ラインで使用しているIJPのメンテナンスのために来た、日立産機システムの担当者に相談しました。そして「有機則非該当インク」の提案を受けたのです。

「日立産機システムでは従来のエタノール系インクと比較をして速乾性・付着性に優れた有機則非該当インクをラインナップしています。そして、有機溶剤中毒予防規則の対象物質を含まないため法令の対象になりません」（日立産機システム担当者）

説明を聞いたA氏は、早速デモ機を借りてテストを実施することに。その結果、今のラインスピードを維持できることが分かり、導入を決めました。

もうマーキングで悩まない。充実したサポートがいつでも受けられる環境に

日立産機システム製のインクとIJPを導入したことで、有機則に則ったラインにリニューアルすることができました。

「フィルム包装の製品にも、問題なく印字できています。今回、外装と中身の個装パック両方のマーキングシステムを日立産機システム製に統一したので、マーキング関係はすべて一括でサポートが受けられます。また、ほかの製品のラインで稼働している日立産機システム製IJPやレーザマーカがメンテナンスを受ける際にも、一緒に点検してもらえたり、ちょっとした質問ができたりと、気軽に相談できて助かっています」（A氏）

日立産機システムの充実したサポート体制は現場でも高く評価されています。G社では生産ラインの安定稼働を実現すべく、今後すべてのマーキングシステムを日立産機システム製に切り替えるべく検討を進めているとのことです。