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Hitachi

株式会社 日立産機システムマーキングソリューション

食品製造業X社生産技術部

賞味期限表示が消毒液で溶けてクレームに生産性向上につながった解決策とは

解決

解決のポイント

  • 乾燥が早く付着性も優れた、アルコール系消毒液に溶解しない有機則非該当インク

乾燥性・付着性に優れ、アルコールで溶解しない「有機則非該当インク」

情報収集のため訪れた展示会で、K氏は日立産機システムが紹介していた「有機則非該当インク」に興味を引かれました。それは、有機則の対象となる有機溶剤が含まないインクながら、従来のエタノールインクに比べ乾燥が早く、付着性に優れるという特徴を持っていました。それに加えて、日立産機システム独自の技術により実現した、アルコール系消毒液にも溶解しないというのです。

K氏は導入を検討したいと思いましたが、高価な専用機が必要になるのではないかと懸念しました。X社が現在使用中のインクジェットプリンタ(IJP)は、エタノールインクに切り替えるときに導入した専用機で、通常機種より高価でした。ところが、ブースにいた日立産機システムの担当者に尋ねると、通常インクと同じIJPが使えるという回答が得られたのです。

インクの供給を止めない配慮と万全なアフターサービスで安心感が得られた

検討の末、日立産機システムの有機則非該当インクとIJPを導入したX社では、インクのかすれや、消毒液で消えてしまったというクレームを解消することができました。ボトルネックも解消され、より高速なラインを構築でき、増産体制を整えることができたのです。

「日立産機システムのインクの供給を止めないことへの配慮やIJPへのアフターサービスに満足しています。リプレイスに踏み切ってよかったです。社内では今後、工場内のマーキングシステムすべてを日立産機システム製に切り替えていく方向で話が進んでおり、今後も頼りにしています」(K氏)

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