ページの本文へ

Hitachi

株式会社 日立産機システムマーキングソリューション

食品メーカH社生産技術部

マーキングのエビデンスを強化したい予防保全の取り組みにも活用できた解決策とは

解決

解決のポイント

  • 印字の画像と検査結果をそのまま記録し、完全なトレーサビリティを実現

  • OK品の印字品質をさかのぼって検証することでNG品の発生原因の特定が容易に。検証情報は予防保全にも活用できた

賞味期限が切れるまで印字の検査結果と画像を記録し、エビデンスを強化

情報収集を続けていたK氏は、印字検査装置の検査情報をすべて記録できるという日立産機システムの検査結果全数記録システムを見つけ、興味を持ちました。日立産機システムに問い合わせたところ、最新の印字検査装置「MC-20S」と組み合わせて使うシステムで、全数の検査結果を画像とともに記録できるため、完全なトレーサビリティを実現できるとのことでした。

さらに、導入済みの会社は、このシステムを活用して、賞味期限が切れるまで全数の記録を保管し、エビデンスを強化しているという話も聞けました。K氏が以前からリスクヘッジが必要だと感じていた問題について、他社も同じ危機感を持ち、回避のための対応していたのです。K氏はやはり自社も早急に対応しなくてはとあらためて実感し、MC-20Sへのリプレースと併せて導入の検討を進めることにしました。

印字NGの原因特定が容易に。予防保全の取り組みにも活用

K氏が提案した結果、社内で承認されMC-20Sと検査結果全数記録システムの導入が決定しました。

「導入後は、NG品が出た際は必ず印字記録をさかのぼって確認し、検証しています。速やかに原因特定できるようになりましたし、日立産機システムにアドバイスをもらいながら、蓄積したデータを活用し予防保全取り組みも進めています。事務所からでも印字結果を確認できるリモートモニタリング機能も便利です」(K氏)

マーキングに関する懸念を一掃できたH社。今後は、さらに安全性を強化すべく、工場内のすべてのマーキングシステムについて、徐々にMC-20Sと検査結果全数記録システムへの切り替えを進め、いずれは全生産ラインの印字検査結果を1カ所から確認できる環境にしていく予定です。

この課題を解決したソリューションはこちら

マーキングシステムソリューション マーキングに関する幅広い製品をワンストップで提供
12