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Hitachi

株式会社 日立産機システムマーキングソリューション

食品メーカR社生産技術部

円筒状のパッケージで無駄バネ大量発生・・・製品が回転していても印字の検査を高速処理できたわけ

解決

解決のポイント

  • ±180°どのような向きに回転した印字も正確に判定でき、無駄バネを解消させる

  • 最大500個/分の高速な生産ラインでも高精度な検査が可能

回転した印字を正確に判定できる印字検査装置にリプレース

T氏は、情報収集のために訪れた展示会で、日立産機システムの印字検査装置に興味を持ちました。その装置は、高速で流れるさまざまな方向に回転した円筒状の製品の印字を正確に判定することができると実機にて紹介されていました。

実際にはどのくらいの傾きまで読み取れるものなのかと気になったT氏は、ブース内の担当者に質問しました。すると、文字通り±180°どのような向きに傾いた印字でも検査することが可能だという驚くべき返答が得られたのです。このような印字検査装置ならレイアウトを変更する必要はなく、検査装置を取り替えるだけで無駄バネを解消することができる──T氏は光明を見いだしました。

1分間に最大500個まで、処理スピードを上げても検査精度を維持

テスト導入の結果、R社の生産ラインに対応できることが認められ、日立産機システムの印字検査装置へのリプレースが決まりました。導入後は無駄バネの数が削減され、省人化を実現。さらに最大500個/分の処理が可能なため、生産ラインのスピードを上げても問題なく対応でき、生産性の大幅向上も果たしました。

「日立の印字検査機はインクジェットプリンタ(IJP)のドット印字にも強く、有無検査ではスルーしてしまうドット欠けなどに対しても、人の目に近い印字検査ができます。無駄バネの数を削減できたことで、NG品を出荷してしまうリスクも解消できました。今回の導入で、ようやく自動化のメリットを実感できるようになりました」(T氏)

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