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Hitachi

株式会社 日立産機システムインバータ

インバータとモータ間に設置し、インバータ出力電流、電圧波形を改善して、モータ振動、騒音や、電線からの放射ノイズを低減します。また、400V級のモータを、インバータ駆動する場合、モータ端子に発生するサージ電圧を抑制する効果があります。

接続図

LCRフィルタは、交流リアクトルL、コンデンサC抵抗Rの組み合わせで構成します。

接続図

フィルタ定数(L、C、Rの組み合わせ)

三相 200V級

適用モータ(4P)
容量(kW)
交流リアクトルL コンデンサC 抵抗R
0.1 ACL-L2-0.4 LPF2-H474
0.2 ACL-L2-0.4 LPF2-H474
0.4 ACL-L2-0.4 LPF2-H474
0.75 ACL-L2-0.75 LPF2-H105
1.5 ACL-L2-1.5 LPF2-H105
2.2 ACL-L2-2.2 LPF2-H225
3.7 ACL-L2-3.7 LPF2-H225
5.5 ACL-L2-5.5 LPF2-H335
7.5 ACL-L2-7.5 LPF2-H475 R-2-100
11 ACL-L2-11 LPF2-H685 R-2-100
15 ACL-L2-15 LPF2-H825 R-2-100
18.5 ACL-L2-18.5 LPF2-H156 R-2-150
22 ACL-L2-22 LPF2-H156 R-2-150
30 ACL-L2-30 LPF2-H186 R-2-150

三相 400V級

適用モータ(4P)
容量(kW)
交流リアクトルL コンデンサC 抵抗R
0.4 ACL-H2-0.4 LPF2-H474
0.75 ACL-H2-0.75 LPF2-H474
1.5 ACL-H2-1.5 LPF2-H474
2.2 ACL-H2-2.2 LPF2-H474
3.7 ACL-H2-3.7 LPF2-H105
5.5 ACL-H2-5.5 LPF2-H105
7.5 ACL-H2-7.5 LPF2-H225
11 ACL-H2-11 LPF2-H225
15 ACL-H2-15 LPF2-H335 R-2-100
18.5 ACL-H2-18.5 LPF2-H475 R-2-150
22 ACL-H2-22 LPF2-H475 R-2-150
33 ACL-H2-33 LPF2-H475 R-2-150
37 ACL-H2-37 LPF2-H685 R-2-220
45 ACL-H2-45 LPF2-H685 R-2-220
55 ACL-H2-55 LPF2-H825 R-2-270
*1
リアクトルL、コンデンサC、抵抗Rは一体化されておりませんので、おのおの盤内などへ設置してください。
また、リアクトルLは、出力側交流リアクトルと同一です。
*2
インバータのキャリア周波数は、4kHz以上で使用してください。

寸法図

*
寸法図は、クリックすると新規ウィンドウで表示されます。

大容量機種(75kW〜)用LCRフィルタ

接続図

接続図

75kW以上の機種では、インバータのキャリア周波数により、R-C回路(抵抗器-コンデンサ組合せ回路)の接続段数が異なります。

インバータのキャリア周波数を上げると段数を減らすことが出来ます。ACLの容量を選定し、インバータのキャリア周波数に応じてフィルタR-C回路の段数を選定します。
下記よりも少ない段数で実装を行いますとフィルタの抵抗が過熱し断線する恐れがあります。

接続図

インバータ
容量(kW)
最大キャリア周波数 条件
SJ700 L700 ACL C R
75 6 6 ACL-H2-75 LPF2-H206 R-2-270
90 4 6 ACL-H2-90
110 6 3 ACL-H2-110
132 3 4 ACL-H2-132