ページの本文へ

Hitachi

株式会社 日立産機システム空気圧縮機・関連機器

部品メーカ S社(製造技術部)

レイアウト変更でコンプレッサーの置き場所がない。
やっと見つけた場所は耐荷重が…
鉄板1枚の脆弱な構造の狭小スペースにも安心して置けた!
その賢い選択肢とは?

部品メーカ S社

産業用ロボット向け部品を製造するS社。東南アジアを中心に全世界で需要が高まっており、急遽、工場内にもう1本ラインを追加することになった。

課題

ライン増設に伴うレイアウト変更でコンプレッサーの新たな設置場所の耐荷重や騒音が不安

S社の製造技術部では、新ラインの追加に向け工場内のレイアウト変更を計画していました。しかし、新たなレイアウト計画が進むなかで、どうしてもコンプレッサーの設置場所を確保できず、苦慮していました。 製造技術部のY氏はこの時の様子を次のように語りました。

「辛うじて場所が取れそうなのが、事務所の横にある中二階のスペースだけでした。ここは、床に金属板が敷いてあるだけの簡易的な構造で、現在使用しているコンプレッサーは中型でそれなりに重いため、耐荷重の問題がとても心配でした」

加えて、振動による騒音が事務所に響いてしまうことも懸念されました。

コンプレッサーが古いため、ライン増設後も従来のエアー圧力を保てるか懸念がある

また現場では、各工程でエアーを多量かつ頻繁に使用しています。現在のコンプレッサーは導入から相当の年月が経過しているため、もう1本ラインが増えることで日々必要なエアー圧をキープすることができるかという点も不安でした。

製造技術部では、コンプレッサーの買い替えも視野に、現在使用中のメーカにアドバイスと提案を求めましたが、エアー圧が強力で、なおかつ手狭で構造の脆弱な中二階スペースに置くことができそうなモデルを持っておらず、検討は暗礁に乗り上げてしまいました。

導入前
導入前

課題のポイント

  • ライン増設に伴う機器の配置換えで、コンプレッサーの設置場所の耐荷重、騒音が不安

  • ライン増設後、古いコンプレッサーで十分なエアー圧力を維持できるか懸念がある

12