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Vol.14 長期にわたり、持続可能で合理的なオペレーションを構築


メイ・シェン
Hitachi Asia Ltd.
Industrial Components & Equipment Division (ICE)
アシスタントジェネラルマネージャー

私の業務内容

私は、マネジメントチームと会話する時、自分のことを「ジェネラル・マネジメント・マネージャー」と紹介することがあります。それは、業務範囲があまりにも広いからです。私は、オペレーションチームとロジスティクスチームを率いる他、営業管理のサポート、倉庫・在庫管理やオフィス設備の維持管理にも携わっています。そして、10名のチームメンバーとともに、コスト削減策や、営業チームと連携しての在庫管理や受注残の削減など、作業手順の改善点を常に探っています。
私は、日立での32年間の勤務の中で、多くの学びと試行錯誤の機会がありました。難易度の高い課題にも挑戦してきました。これまでの道のりは順風満帆とはいきませんでしたが、今でも仕事への情熱がエネルギーとなって、私を動かしています。

「あるべき姿」達成に向けての取り組み

日立産機システムと私たちの事業に重要なのは、業務の持続性とデジタル化を進めることです。私のチームはITチームと連携して、各業務の合理化や、事務処理の削減をするデジタルソリューションを検討しています。生産性・効率を上げることで、従業員はもっと重要な業務に時間を使うことができます。また、時間管理の向上によってワークライフバランスを改善し、より健康な生活を送ることで、活気のある仕事環境を作り出すこともできると考えます。より持続可能なオペレーションの構築を検討しています。最近の取り組みとして、倉庫の照明をLED化しました。
順次オフィスへも導入していきます。また、オフィス内のゴミ箱に分別用のリサイクルボックスを追加したいと考えています。従業員にも、昼食のテイクアウト時にリサイクル可能なランチボックスの使用を推奨するなど、使い捨てプラスチック容器を減らす取り組みを進めています。

10年後の将来像

これからの10年で、私はさらに業務の合理化を進め、チームや同僚とも引き続き良い仕事関係を築いていきたいと考えています。
今も社内には、余分な工程がたくさんあります。従業員の声に耳を傾け、それぞれの視点で解決法や代替策を模索することで、さらに熱意あるチームに育てることができるでしょう。
また、新型コロナウイルス感染症の流行以降、チーム間の連携が難しくなっていると感じています。従業員が会社の方針を理解したうえで、ともに目標達成のために効果的なコミュニケーションをすることが重要です。チームのメンバーには、業務を自分が経営するビジネスだと考え、目標に向かうよう伝えています。自身が「経営者」であるというマインドを持つことで、積極的に業務に取り組み、課題を乗り越え、目標を達成することができるのです。

※2023年7月時点