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Vol.13 日立産機システムをサステナビリティのけん引役に


マリオカルロ・メモリ
Hitachi Europe GmbH
Hitachi Global Air Power
セールスマネージャー

私の業務内容

私の毎日には、同じ日はありません。Hitachi Europe GmbHとHitachi Global Air Powerの空気圧縮機部門のセールスマネージャーとして、オフィスで働く日もあれば、販売店さまを訪問する日もあり、また別の日にはお客さまのもとを訪れています。ここ数年、新型コロナウイルス感染症の影響により直接人と会うことができなかったこともあり、こうした交流の機会を大切に感じています。
さらに、多様な仕事環境でグローバルなチームと働けることにやりがいを感じています。3つの大陸、11もの異なる文化を持つメンバーがともに協力し、お客さまにとって耐久性・持続性に優れたソリューションを提供しています。

「あるべき姿」達成に向けての取り組み

私が特に誇りに思うプロジェクトは、Hitachi Global Air Power Europeのチームが日立グループ数社と連携し、ヨーロッパの製造現場の脱炭素化をサポートした取り組みです。エネルギー(電力)消費は、空気圧縮機の所有・運用コストの80%以上を占めています。詳細なエネルギー計測サービスを提供することで、年間数十万ユーロもの電力費とCO2排出量の削減につながるソリューションを提案することができました。
日立は長期の環境目標として、2030年度までに世界各地のグループ会社におけるカーボンニュートラルの達成を掲げています。私たちのチームはこの実現のために、グループ各社のCO2排出量削減とカーボンニュートラル達成を積極的にサポートしていきます。
日立産機システムの効率化・サステナビリティ向上に向けたグローバルな取り組みにおいて、ヨーロッパがその基準を設定していることを光栄に思います。

10年後の将来像

サステナビリティは、単なる流行ではなく、今後100年続いていくものです。そのため、研究開発やエンジニアリング、調達などさまざまな部門と連携し、基準に適合した製品やソリューションの提供を徹底することで、より汚染物質排出の削減を確立していきたいです。日立グループにおける脱炭素化とカーボンニュートラル達成をサポートする取り組みはヨーロッパの各地で始まっていますが、今後もグローバルに拡大していくでしょう。
私たちは、いち企業としてサステナビリティ事業をけん引し、そのソリューションの提供者にならなければいけません。その一員であることを、とても誇らしく思います。

※2023年7月時点