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Vol.10 日立のデジタルソリューションを活用し、より強靭でリスクに強いサプライチェーンを構築


李 淇(キ リ)
Hitachi Global Air Power Suzhou Co., Ltd.
ソーシングマネージャー

私の業務内容

私は、Hitachi Global Air Power Suzhouでサプライヤー管理・部品調達を担当しています。その中でも私のチームは、サプライヤーの開拓・管理をはじめ、サプライチェーン管理ビジネスに注力しています。すべての新製品の開発プロジェクトに関わっているため、個別の部品やサプライヤーの決定から、完成品である空気圧縮機へ展開していく工程までを実際に見ることができるという楽しみがあります。

「あるべき姿」達成に向けての取り組み

お客さまにより多くの価値を提供し、またお客さまのビジネス貢献と当社のサステナビリティ目標達成に貢献することをめざしています。例えば、チームが最近参加したプロジェクトとして、高性能の新製品オイルフリー空気圧縮機DS3.0の開発があります。日立産機とHitachi Global Air Powerの最先端テクノロジーを活用し共同開発したもので、このような省エネルギーに優れたグリーン製品を開発することは、お客さまのコスト削減だけでなく環境への影響の削減にも役立ちます。
また、中国における「AirLinx 2.0プロジェクト」にも関わっています。このデジタルプラットフォームを推進することで、サプライチェーンモジュールを通じた業務効率向上が期待できます。

10年後の将来像

ここ数年、グローバルサプライチェーンには混乱が起きています。これからの10年で、私はチームとともに日立のデジタルプラットフォームを活用し、効率的で柔軟かつ強靭な、リスクに強いサプライチェーンを構築していきたいと考えています。グループの各地域とオープンにコミュニケーションを取り、それぞれの体制を効果的にサポートしながら実現したいです。
「One Hitachi」として協力し合い、中華圏そしてグローバルに展開する日立グループのビジネスに貢献していきます。

※2023年7月時点