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Vol.7 お客さまとのコミュニケーション能力を磨き、トータルな品質向上に貢献


渠 舒麗(チュー・シューリ)
南京日立産機有限公司(HINC)
品質部 副部長

私の業務内容

入社以来、インバータを中心とするドライブ製品に携わってきました。入社当初は開発・設計業務の担当でしたが、現在は品質保証業務に従事しています。入社1年目には1年間日本の工場で業務研修を行いました。そこでは、日本の文化を知るとともに、当社のモノづくりに対するマインドに直に触れる機会に恵まれ、大変良い経験になりました。
中国では同業他社の競合も多く、製品やサービスに対する考え方もさまざまです。私は、日本の良いところと中国の良いところの両面を取り込んで、当社ならではの製品とサービスをお客さまに届けていきたいと考えています。

「あるべき姿」達成に向けての取り組み

品質部はモノづくりにおいて重要な部署であり、製品品質、顧客満足および品質システムの運営と継続的改善に関わっています。品質管理の業務は、生産技術、原材料、製品の検査・分析、顧客技術コンサルまで広い範囲にわたるので、品質部はいわば技術系の管理部門といえる部門です。このため、部門管理者にとっては専門知識だけではなく、豊富な管理経験と強い責任感、さらには高いサービス意識が必要であり、これらは私がずっと追求してきた価値です。
技術が発展し、物事が時代とともに進歩する中で、品質管理も継続的な改善が必要です。現在の業務内容にも改善すべき課題がありますが、例えば、社内外のコミュニケーションも重要な課題です。社内では各部署間のコミュニケーションと協力を情熱的に、積極的に推進します。社外に対しては単なる品質管理だけではなく、お客さまとのコミュニケーションによりニーズを理解し、お応えすることで、販売促進に繋がります。これも品質部の仕事としてわれわれが常に重視している価値観です。

10年後の将来像

10年後、当社はまったく新しい段階に入り、品質、サービス、技術イノベーションを継続的に追求し、社会とお客さまへさらに貢献する、もっと地球環境にやさしい未来をつくっている会社になっていると思います。私も今まで以上に仕事への情熱をもって、会社のトータルな品質向上に向けて継続的に努力していきたいと思います。

※2023年7月時点