ページの本文へ

Hitachi

株式会社日立産機システム

*
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。
予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

株式会社 日立産機システム

日立空気圧縮機100周年を記念して、カーボン・オフセット付き空気圧縮機を発売
― ペンギンファミリー作戦 第2弾 ―

 

5.5kW機(SRL-5.5DMB)    15kW機(SRL-15DM)    37kW機(OSP-37VARN)
*写真左から 5.5kW機(SRL-5.5DMB)、15kW機(SRL-15DM)、37kW機(OSP-37VARN)

株式会社 日立産機システム(取締役社長:長野 晄史/以下、日立産機)は、7月より日立空気圧縮機100周年を記念してカーボン・オフセット付き空気圧縮機を発売します。
これは、日立産機が2010年4月1日から実施した、日立モートル100周年を記念したカーボン・オフセット付き高効率モータに続く「ペンギンファミリー作戦」の第2弾となるものです。

1.ペンギンファミリー作戦の概要

日立産機は、カーボン・オフセット付き製品の販売を、“南極の氷をみんなで守りたい”の気持ちを込めて【ペンギンファミリー作戦】と称し展開中です。第1弾のペンギンファミリー作戦はモータで実施しました。
今回、第2弾として日立空気圧縮機100周年を記念してカーボン・オフセット付き空気圧縮機を販売します。

1.狙い

お客様は対象の圧縮機を使用することで、工場などでの消費電力の削減が可能になりますが、更に下記の効果が生まれます。

  1. ユーザーは、対象製品の購入を通して、日本のCO2排出量削減活動推進に貢献できます。
  2. カーボン・オフセットの費用を負担する事無く、ユーザーのCSR活動のPRに活用できます。
  3. 本作戦を話題として頂くことで、世の中の環境・省エネ意識の向上に貢献します。

2.対象製品

  1. オイルフリースクロール圧縮機 SRL小型シリーズ(1.5〜5.5kW)
    マルチドライブスクロール(7.5〜15kW)
  2. 給油式スクリュー圧縮機 HISCREW NEXTシリーズ(22/37kW)

3.開始時期等

2011年7月1日 日立産機システム販売分より

4.予定販売台数

オイルフリースクロール圧縮機 SRL小型シリーズ(1.5〜5.5kW)/マルチドライブスクロール(7. 5〜15kW):500台
給油式スクリュー圧縮機 HISCREW NEXTシリーズ(22/37kW):600台

カーボン・オフセット付き空気圧縮機の概要

1.カーボンオフセット

一般的な定義としては、「自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等(「排出権」という)を購入すること、または他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その全部または一部を埋め合わせる」ことを言います。

カーボンオフセット 説明図

2.カーボン・オフセット付き空気圧縮機

空気圧縮機の購入を通じて、“日本政府のCO2削減活動推進に貢献する”目的をプラスしたものです。
空気圧縮機自身の製品、性能・価格での変更はありません。また、換金、物品との引き換えなど、特別な権利が付いているものでもありません。
日立産機では、海外から排出権を購入し、日本政府の排出権償却口座に排出権を譲渡(寄付)する事で、空気圧縮機の組立工程で発生するCO2相当量を相殺(カーボン・オフセット)します。
なお、CO2排出権の購入費用は日立産機が負担するため、ユーザーに追加費用負担は発生しません。

3.カーボン・オフセット付き空気圧縮機の仕組み

カーボン・オフセット付き空気圧縮機 説明図

  1. 日立産機がCO2排出権を調達します。
  2. 当社が取得したCO2排出権を日本政府に譲渡(寄付)します。
  3. カーボン・オフセット付き空気圧縮機を購入いただいたユーザーへは、カーボン・オフセット証書を当社名で発行し、「CO2削減への貢献の証」とします。
  4. 今回対象とするCO2のオフセット量は、105kg-CO2/台となります。これは、対象製品の製造時の組立工程で発生する平均的なCO2の量に相当します。
  5. ユーザーは、対象の空気圧縮機の購入により、追加の費用負担や手間をかけること無く、日本のCO2削減活動推進に貢献することができます。

カーボン・オフセット付き空気圧縮機の仕組み 説明図

備考

  • CO2排出権の取得および日本政府への譲渡に関する業務は日立キャピタル株式会社に委託します。
  • CO2排出権は、国連基準に準拠した途上国におけるCO2削減のCDM(Clean Development Mechanism:クリーン開発メカニズム)プロジェクトから得られるCER(Certified Emission Reduction:認証済排出削減量)から取得します。

お問い合わせ先

株式会社日立産機システム 事業統括本部 空圧システム事業部 企画部 [担当:草野]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地 AKSビル
TEL:03-4345-6075(直通)

以上