株式会社 日立産機システム
株式会社日立産機システム(取締役社長 椎木清彦)は、このたび、全社39拠点のエネルギーの見える化システムを構築し、その実績を踏まえて、4月1日から、「日立エネルギー監視統合システム」を発売開始します。
当社は、第1種エネルギー管理指定工場2拠点(習志野事業所、中条事業所)のほか、製造4拠点、支社・支店・サービスステーション32拠点及び本社(東京都千代田区神田練塀町3番地)の39拠点を有しています。
2010年4月施行の改正省エネ法では、企業(事業主)単位でのエネルギー管理が義務付けられます。当社においても、第1種エネルギー管理指定工場である習志野事業所、中条事業所のエネルギー管理だけでなく、全社(39拠点)として、法で定める、使用実績報告、定期報告書や中長期計画の提出や、エネルギー消費原単位年平均1%以上低減の努力義務に対応するため、「全社のエネルギーの見える化システム」構築を計画し、2009年度経済産業省資源エネルギー庁の「省エネルギー計測監視等推進事業」(管理団体、株式会社日本総合研究所)の補助金を受け、2010年1月に完成しました。2月試行を経て、実運用に入りました。
今回のシステム構築の実績と、これまでの当社の省エネビジネスの実績を踏まえ、国内ユーザー向けシステムとして「日立エネルギー監視統合システム Smart Energy Management System」を4月から発売開始します。
名称 | 項目 | 主な仕様 |
---|---|---|
統合管理ソフト SEMSmanager |
動作環境 | OS:Windows Server データベース:Oracle |
入力機能 | CSV自動入力、Webコントローラ受信、メール受信、Web手入力 | |
閲覧機能 | 日報・月報・年報、全社・拠点、種別、換算値他 | |
電力監視データ収集ソフト DE-SWA |
適用パソコン | Windows、RS-232Cシリアルポート付き |
接続ユニット | 最大121台/系統 | |
データ収集 | 1回/10分 | |
電力データ統合ソフト DE-SWT |
適用パソコン | Windows、RS-232Cシリアルポート付き |
接続ユニット | 最大30系統 | |
データ収集 | 1回/10分 | |
小規模監視システム SEMSmini |
構成端末 | H-NETユニット、Webコントローラ |
ソフト機能 | 電力、電力量、温度の監視、デマンド監視他 | |
メールデータ送信システム SEMSgate |
ハード | PLCベース、LANポート2個、RS-232Cポート1個 |
ソフト | Linuxによる専用プログラム |
販売体制としては、国内9箇所の支社、9箇所の支店で販売を推進します。特に、関東支社、中部支社、関西支社、中国支社に「環境・省エネソリューションセンタ」を設置し、人員を増強し、総勢35名の体制で、販売を推進します。
株式会社日立産機システム 産業システム事業部 情報制御エンジニアリング部 [担当:角家]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地 AKSビル
TEL:03-4345-6219(直通)
以上