株式会社 日立産機システム
「Super Fシリーズ」
株式会社 日立産機システム(取締役社長 椎木清彦)は荷物の吊り上げなどの搬送に使われるモートルブロック(電気チェーンブロック)の新形としてSuper Fシリーズを3月2日より出荷開始します。
近年、生産工程などでの重量物運搬作業は、高速化・低騒音化など多種多様のニーズが広がっています。また、重量物を吊上げる製品であることから、落下に対するリスクが常に生じ、その要因を低減させることが大きな命題となっています。これらのニーズは、国内はもとより海外市場においても今後ますます高まるものと予想されます。このような背景から、高機能で安全性の高い新形モートルブロック「Super Fシリーズ」を開発しました。
このSuper Fシリーズは従来の鋼板フレームからアルミダイカストに変更、さらにはモータの高出力化により堅牢で高速を実現しました。
その他従来のグリース潤滑方式からオイル潤滑方式に変え歯車の寿命を伸ばすことや電気部品の配線を簡略化し、メンテナンス性向上を図っています。
また、メカニカルブレーキを出力軸におくことにより、万一減速歯車が破損しても荷重が保持できるなど安全性にも考慮しています。
販売計画としては年間3,000台の予定です。
定格荷重2〜5トン 巻上、横行装置
定格荷重 | 2t | 2.8t | 5t |
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形式 | 2SFH | 2.8SFH | 5SFH |
標準楊程(m) | 6・9 | 6 | |
電源 | 三相 200V 50/60Hz、220V 60Hz |
2SFH(2トン) | 407,400円 |
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2.8SFH(2.8トン) | 479,850円 |
5SFH(5トン) | 701,715円 |
株式会社日立産機システム 事業統括本部 省力システム事業部[担当:伊藤]
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以上