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株式会社日立産機システム

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株式会社 日立産機システム

日立プログラマブルコントローラ「EH-150シリーズ」に高速大容量CPUモジュールを追加

業界トップクラスの演算処理速度20nsの実現とEthernetポート標準装備

 

高速大容量CPUモジュール「EHV-CPU128」
高速大容量CPUモジュール「EHV-CPU128」

株式会社日立産機システム(取締役社長 椎木清彦)は日立プログラマブルコントローラ「EH-150シリーズ」に、業界トップクラスの基本命令演算処理速度20ns及びEthernetポートを標準装備した新型CPUモジュール「EHV-CPU128」を追加いたします。2005年11月からサンプル提供を開始し、2006年1月から発売を開始します。

プログラマブルコントローラ(以下PLC)の国内市場は2005年度1,300億円の市場規模になると想定されており、今後も堅調に推移する見通しです。制御機器においては通信ネットワークを使用するシステムが急速に採用されはじめており、PLCについても小型化、ネットワーク化、高速化のニーズがますます大きくなっています。

このたび発売を開始するCPUモジュール「EHV-CPU128」は、これらのニーズに応えるべく「高速大容量に対応し、ネットワークインターフェイスを標準装備したCPUモジュール」として製品化したものです。専用高速演算プロセッサ搭載により、弊社従来製品比5倍の業界トップクラスの基本命令演算処理速度20nsを実現いたしました。ユーザプログラミング容量を128kステップ(弊社従来製品48kステップ)とし、複雑かつ大規模化するユーザプログラムを、余裕を持ってプログラミングすることが可能です。プログラムコメントはプログラムメモリと別エリアに格納するので、コメント容量を気にせず、ユーザプログラムエリアは128kステップまでフルに使用できます。また、通信ポートは従来のシリアルポートに加え、Ethernet通信ポートとUSBポートを標準装備し、通信機能を充実いたしました。特に、Ethernet通信ポートの標準装備により、従来のEthernet通信モジュールを使用せずにネットワーク接続を可能にし、集中監視やデータを交換などのシステム構築をより安価に行なうことが可能にするなど、ユーザにとって、より使い易い製品といたしました。

なお、本製品は11月15日から東京国際展示場(東京ビックサイト)で開催される「システムコントロールフェア2005」(主催:社団法人日本電機工業会、社団法人日本電気制御機器工業会)に出展いたします。

CPUモジュール「EHV-CPU128」の主な特長

  1. 高速化
    専用高速演算プロセッサ搭載により、業界最高クラスの基本命令処理速度20nsを実現。
  2. プログラム容量の大容量化
    ユーザプログラム容量を128kステップとし、複雑・大規模化するユーザプログラムも残ステップ数を気にせず、余裕をもってプログラミングが可能。
  3. コメント格納エリア
    プログラムコメントの格納エリアをプログラムメモリと別エリアに設定。コメントを追加しても、プログラム用のメモリ残容量の確認が不要で、ユーザプログラムは128kステップまでフルに使用が可能。
  4. 通信機能の強化
    従来のシリアルポートに加え、100BASE-TX対応Ethernet 通信ポートとUSBポートを標準装備。
  5. セグメントLEDの標準装備
    エラーコードを表示するセグメントLEDを標準装備。ラダー命令により、タイマ/カウンタ経過値なども表示可能。
  6. プログラムシート構造
    制御対象単位にラダープログラムを作成できるシート構造を採用し、プログラムの管理・流用を容易にする専用プログラミングソフトウエア「Control Editor」を新たに用意(別売り)。

標準本体価格

EHV-CPU128: 252,000円(税抜 240,000円)

本製品に関する商標または登録商標について

  • Ethernetは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。

お問い合わせ先

株式会社日立産機システム 事業統括本部 制御システム事業部[担当:馬場、博田]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地 AKSビル
TEL:03-4345-6072(直通)

以上