Hitachi

オムロン(株)製 温調器専用制御命令

[高機能版(MVH)][標準版(MVL)]

オムロン(株)製温調器専用制御命令書式例
オムロン(株)製温調器専用制御命令書式例

RS-485オプションボード(OBV-NES)と接続/オムロン(株)製温調器

オムロン(株)製温調器専用制御命令(E5CC、E5EC)に対しては上記のコマンドをラダープログラムに入力するたけで書き込み16ワード・読み出し12ワードの計28ワードのPLC内部出力が温調器の通信データエリアに割り当てられます。書き込みエリアの各ビットをセット・リセット、PIDパラメータデータ、警報上下限データをセットすることで、温調器の運転が行えるとともに読み出しエリアで温調器の運転状態、現在値温度/ヒータ電流値などのモニタができます。

    データ 説明
s+0 W 制御ビットエリア 本命令の制御ビットエリアです。
詳細は(1) [s+0] 制御ビットエリアを参照してください。
s+1 W 局番(0 to 247) 通信を行う温度調節器の局番(Modbusスレーブアドレス)を設定してください。(0〜247)
s+2 W 目標値 [2103] 温度調節器に書き込みするパラメータです。
詳細については温度調節器のマニュアルを参照してください。
s+3 W 比例帯 [2701]
s+4 W 積分時間 [2702]
s+5 W 微分時間 [2703]
s+6 W 警報値1 [2104]
s+7 W 警報上限値1 [2105]
s+8 W 警報下限値1 [2106]
s+9 W 警報値2 [2107]
s+10 W 警報上限値2 [2108]
s+11 W 警報下限値2 [2109]
s+12 W ヒータ断検出1 [271B]
s+13 W PV入力補正値 [2723]
s+14 W SPランプ設定値 [270D]
s+15   (未定義)
s+16 R リターンコード 命令の実行結果がセットされます。
リターンコード一覧を参照してください。
s+17 R 通信ステータス 本通信状態確認用のビットエリアです。
詳細は(2) [s+17] 通信ステータスを参照してください。
s+18 R 通信周期 MICRO-EHVと温度調節器との通信周期(×1msec)が格納されます。
本命令で通信を行う温度調節器との通信間隔の目安としてください。(初期値:0)
s+19 R ステータス(下位側) * [2407] 温度調節器から読み出したパラメータが格納されます。
本データは、[s+0]制御ビットエリア EXEビットをONすることにより、常時読み出しとなります。
パラメータの詳細については温度調節器のマニュアルを参照してください。
s+20 R ステータス(上位側) * [2406]
s+21 R ステータス2(上位側) [2409]
s+22 R 小数点位置モニタ [2410]
s+23 R 現在値 [2000]
s+24 R 内部目標値 [2002]
s+25 R ヒータ電流値1モニタ [2003]
s+26 R 操作量モニタ(加熱) [2004]
s+27   (未定義)

W:書込パラメータ、R:読出パラメータ [   ]:温度調節器 変数エリア アドレス(16進表記、2バイトモード)

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