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株式会社日立産機システム

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生産終了機種に関して

H-200/250/252リンクモジュール(IOLH-T)、EM/EM-IIリンクモジュール(IOLM-T)互換
最大1,024ワード(16,384点)の大規模リンクシステムが可能

写真:コンパクトリンクモジュール(EH-TLNKE)
コンパクトリンクモジュール
(EH-TLNKE)

特長

経済性
安価なツイストペアケーブルが使用でき、配線を含めたシステム価格が低減できます。
入手・取扱いの容易性
ツイストペアケーブルのため入手しやすく、末端処理などの取り扱いも容易です。
従来機種との互換性
従来機種のEM/EM-II、H-200/250/252B/252C用ツイストペアリンクモジュール(IOLM-T、IOLH-T)と通信互換性があり、既設のケーブルが流用できるためケーブルの再配線工事が不要で、EH-150/EHVへのリプレースが容易です。
大規模リンクシステム(標準モード)
標準モード設定時にCPUリンク点数が1,024ワード(16,384点、最大接続台数32台/系統)まで使用でき、大規模リンクシステムを構築できます。
部分的・段階的リプレースが可能
従来機種との混在が可能なため、CPUのプログラムをそのまま使用したり、CPUリンク系統のユニット単位にリプレースするなど、部分的なあるいは段階的なリプレースが可能です。
  • * [ご注意]
    H-252B/252C用ツイストペアリンクモジュール(TLINK-02H)とは互換性はありません。
    リプレースする場合は、段階的でなく、EH-TLINKEでのリンクシステム全体の入替えとなります。
高速応答・高信頼性
リンクリフレッシュ時間は約100msと高速です (高速モード(HS:ON)設定、リンク点数1,024ワード転送時) 。
また従来から実績のある反転二連送チェックにより、異常な通信データは破棄されるため、信頼性の高いリンクシステムが構築できます。
ホールド機能
エラー発生に伴う通信異常時に他局からの受信データをホールドする機能があり、プロセス制御に適用できます。
ケーブルの入手性・取扱いの容易性
ツイストペアケーブルのため入手しやすく、末端処理などの取扱いも容易です。

仕様

型式
項目
EH-TLNKE



使用可能CPU EH-CPU104A/208A/316A/516/548、EHV-CPU16/32/64/128
実装
可能台数
EHV-CPU*** MAX 8台/CPU 1台当り(LINK割付時)
EH-CPU*** MAX 2台/CPU 1台当り(LINK割付時) *1
リンク
接続台数
標準モード 最大 32台/系統
互換モード 最大8台/系統(IOLH-T/IOLM-Tと接続可)
リンク点数 標準モード 1,024ワード(16,384点)/系統(I/O割付:「LINK」のみ)
互換モード 8ワード(128点)/系統(I/O割付:「LINK」)
4ワード(64点)/系統(I/O割付:「X4Y4W」)
リフレッシュ時間 *2 約100ms/1,024ワード(32台、HS:ON時)
約55ms/8ワード(8台、HS:OFF時)
自己診断 SRAMチェック、WDTチェック、ループバックチェック
縮退運転 可能(リンク親局以外)
I/O割付 *3 「LINK」または「X4Y4W」
消費電流 約270mA
伝送速度 768kbps



伝送方式 半二重シリアル伝送、フレーム同期
絶縁・変調方式 トランス絶縁、バイポーラパルス変調方式
伝送エラーチェック 反転二連送、タイムアウト
エラー表示 LED、特殊内部出力
接続形態 マルチドロップ方式


ケーブル長
(互換モード時) *4
局間:150m(0.3mm2ケーブル使用時)
    /300m(0.5mm2、0.75mm2ケーブル使用時)
総延長:150m(0.3mm2ケーブル使用時)
    /300m(0.5mm2、0.75mm2ケーブル使用時)
異常局処理 バイパス方式
ケーブル 一括シールド付ツイストペア線

推奨品(既設品):(日立電線製)
CO-SPEV-SB(A)-1P-0.3SQ / CO-EX-SX-1P-0.75SQ
推奨品(新規):(日立電線製)
CO-SPEV-SB(A)-1P-0.3SQLF / CO-SPEV-SB(A)-1P-0.5SQF
適用コネクタ(プラグ) BL3.5/6F (ワイドミュラー製)製品添付
*1
EH-CPU104A/208Aでは「LINK」のI/O割付は使用出来ません。「X4Y4W」のI/O割付を使用してください。
*2
リフレッシュ時間はリンクモジュール間の伝送データリフレッシュ時間です。
リンク動作はリンク親局(ステーション番号がゼロのステーション)が起動しないと開始されません。1リンク系にステーション番号ゼロのリンク親局が必ず必要です。
*3
プログラミングソフトウェアによりモジュールのI/O割付を設定しますが、コントロールエディタとラダーエディタではI/O割付時に選択するI/O種別の表記が異なります。ここでは「LINK」および「X4Y4W」のI/O種別で記載します。
プログラミングソフトウェア I/O割付設定時に選択するI/O種別
コントロールエディタ 「LINK」、「リンク」 「X4Y4W」
ラダーエディタ 「CPUリンク」 「ワード4W/4W」
*4
標準モード設定時、接続台数により最大ケーブル長は局間、総延長ともに下記のようになります。
接続台数 0.3mm2ケーブル使用時 0.5mm2ケーブル使用時
2〜8台 150m 300m
9〜16台 130m 260m
17〜32台 100m 200m

システム構成例

EH-150 EHVリンクシステムの構成例

システム構成図:EH-150 EHVリンクシステムの構成例

互換モード、標準モードが使用できます。
接続台数は互換モード時8台、標準モード時32台までとなります。

H-200/250/252B/252Cリンクシステムの構成例

システム構成図:H-200/250/252B/252Cリンクシステムの構成例

互換モード(低速モード(HS:OFF))の設定で混在使用できます。
接続台数は8台までとなります。

EM/EM-IIリンクシステムの構成例

システム構成図:EM/EM-IIリンクシステムの構成例

互換モード(低速モード(HS:OFF))の設定で混在使用できます。
接続台数は8台までとなります。

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