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株式会社日立産機システム

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生産終了機種に関して

安価なツイストペアケーブルで、最大2,048点の入出力リモートシステムを実現できます。
従来機種との混在が可能なので、部分的なリプレースも可能です。

写真:コンパクトリモートモジュール 親局モジュール(EH-TRME2) 写真:コンパクトリモートモジュール 子局モジュール(EH-TRLE2)
親局モジュール  子局モジュール
(EH-TRME2)    (EH-TRLE2)

特長

経済性
安価なツイストペアケーブルが使用でき、配線を含めたシステム価格が低減できます。
入手・取扱いの容易性
ツイストペアケーブルのため入手しやすく、末端処理などの取り扱いも容易です。
従来機種との互換性
従来機種 HシリーズのリモートI/O MINIモジュール(親局:REM-MMH、子局:REM-LMH)、H-200/250/252B/252C(親局:RIOH-TM、子局:RIOH-TL)、EM/EM-II(親局:RIOM-TM、子局:RIOM-TL)と通信互換性があり、既設のケーブルが使用できるので、EH-150/EHVへのリプレースが容易です。
部分的・段階的リプレース対応
親局/子局とも従来機種との混在が可能なため、部分的なあるいは段階的なリプレースが可能です。
入出力保持機能
子局には出力保持機能、親局にはリモート子局からの入力保持機能があり、プロセス制御に適用できます。
通信プログラムや特別なコンフィギュレーションは不要
I/O割付を行うだけで、特別な通信プログラムやコンフィギュレーションは不要です。
応答性
制御点数に応じてリフレッシュ時間が決まるため、小点数時は応答時間が改善されます。

仕様

機能仕様

項目 仕様
使用可能CPU EH-CPU104A/208A/316A/516/548、EHV-CPU16/32/64/128
実装可能台数(親局) MAX 4台/CPU 1台当り(「REMOTE2」、「REMOTE(RMM)」割付時)
子局接続台数 MAX 4台/親局1台当り(「X4Y4W」割付時)
MAX 8台/親局1台当り(「REMOTE2」「Y8W」「X8W」割付時)
MAX 12台/親局1台当り(「REMOTE(RMM)」割付時)
入出力点数 128点/親局(「Y8W」「X4Y4W」「X8W」割付時)
1,024点/親局(「REMOTE2」割付時)
2,048点/親局(「REMOTE(RMM)」割付時)
リフレッシュ時間 46ms/2,048点(HS: ON時)、94ms/2,048点(HS: OFF時)
自己診断 SRAMチェック、WDTチェック、ループバックチェック
縮退運転*1 可能(子局ダウン時に正常な親局/子局だけでリモート動作を継続可能)
I/O割付*2 「REMOTE(RMM)」「REMOTE2」「Y8W」「X4Y4W」「X8W」、子局:割付なし
子局ベース実装可能
モジュール*3
8点/16点/32点/64点入出力モジュール
(I/O割付:「X16」「X32」「X64」「Y16」「Y32」「Y64」)
ダミーモジュール(I/O割付:「空き16」)
アナログ入出力モジュール(I/O割付:「X4W」「X8W」「Y4W」「Y8W」など)
消費電流 EH-TRME2:約200mA、EH-TRLE2:約200mA

伝送仕様

項目 仕様
伝送速度 768kbps
伝送方式 半二重シリアル伝送、フレーム同期
絶縁・変調方式 トランス絶縁、バイポーラパルス変調方式
伝送エラーチェック 反転二連送、タイムアウト
エラー表示 LED、特殊内部出力

伝送路

   
接続形態 マルチドロップ方式
ケーブル長*4 局間:
150m(0.3mm2ケーブル使用時)/300m(0.5mm2、0.75mm2ケーブル使用時)
総延長:
150m(0.3mm2ケーブル使用時)/300m(0.5mm2、0.75mm2ケーブル使用時)
異常局処理 子局:バイパス方式
ケーブル種別 一括シールド付ツイストペア線
推奨ケーブル
(日立電線製)
既設 0.3mm2ケーブル:CO-SPEV-SB(A)-1P-0.3SQ (終端抵抗100Ω)
0.75mm2ケーブル:CO-EV-SX-1P-0.75SQ(終端抵抗150Ω)
新規 0.3mm2ケーブル:CO-SPEV-SB(A)-1P-0.3SQ LF(終端抵抗100Ω)
0.5mm2ケーブル:CO-SPEV-SB(A)-1P-0.5SQ LF(終端抵抗100Ω)
適用コネクタ(プラグ) BL3.5/6F (ワイドミュラー製) 製品添付
*1
終端設定したステーションの電源をOFFにしても、他のステーション間の通信動作を継続させる場合には、内蔵終端抵抗を使用せず、終端抵抗を外付けしてください。
*2
「REMOTE2」「X4Y4W」のI/O割付はコンパクトリモート親局(EH-TRMME)と機能互換の動作モードです。ただし、「REMOTE2」は制御点数が1,024点(64ワード)に拡張されています。
*3
高機能モジュールおよび通信モジュールは子局ベース上で使用できません。
*4
接続台数により最大ケーブル長は局間、総延長ともに下記のようになります。
接続台数 0.3mm2ケーブル使用時 0.5mm2、0.75mm2ケーブル使用時
1〜8台 150m 300m
9〜12台 130m 260m

システム構成例

EH-150/EHVリモート親局(EH-TRME2)での構成例

システム構成図:EH-150/EHVリモート親局(EH-TRME2)での構成例

EM/EM-II、H-200/250/252B/252Cリモート親局(RIOM-TM/RIOH-TM)での構成例

システム構成図:EM/EM-II、H-200/250/252B/252Cリモート親局(RIOM-TM/RIOH-TM)での構成例

大型HシリーズリモートMINI親局(REM-MMH)での構成例

システム構成図:大型HシリーズリモートMINI親局(REM-MMH)での構成例

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