日本国内では、「エネルギー使用の合理化に関する法律」(省エネ法)にて、「トップランナー制度」が導入されています。このトップランナー制度とは、対象となる機器のエネルギー消費効率の目標基準値および達成年度を定め、機器そのもののエネルギー消費効率を高めていくように普及促進する制度のことです。三相誘導電動機は産業部門でポンプ・送風機・圧縮機などの多種・多様な使われ方をされています。
これらの消費電力量を削減することは極めて大きな省エネ効果が期待できると考えられ、2011年(平成23年)1月24日、トップランナー基準の「対象機器」とすることが発表されました。その後の審議を経て、2013年(平成25年)1月28日に以下の基準効率値・規制開始年度を含む基準が策定されました。
効率クラス(JIS C 4034-30:2011) | |
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IE3 | プレミアム効率 (トップランナー規制効率相当) |
IE2 | 高効率 |
IE1 | 標準効率 |
基準効率値 | 「JIS C 4034-30:2011 単一速度三相かご形誘導電動機の効率クラス(IEコード)」の プレミアム効率(IE3)に相当 |
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規制開始年度 | 2015年度(平成27年度) |
なお、トップランナー制度は製造事業者(機器の製造または輸入を反復継続しているものをさす)への規制であり、規制開始後はトップランナー規制に対応した高効率モータの供給が原則となります(規制開始以前から使用している機器は、ご使用いただけます)。
2013年(平成25年)10月25日に省エネ法の一部を改正する政令が公布されました。
その後2015年4月から規制が開始されました。
詳細は、下記の日本電機工業会のページをご参照ください。
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