省エネ制御スイッチ「E-MODE」を装備。機種や用途に応じた最適な省エネ運転モードを選ぶことで最大の省エネ効果を発揮します。
新歯形搭載エアエンドの採用と新給油方法の採用により空気圧縮の高効率化を追求。従来機に対し吐出し空気量を最大3%アップしました。
冷却構造の見直しによりユニット内の圧力損失と冷却効率を大幅に改善。また、冷却性能の高いモータ(一定速機、可変速機とも)の採用や新型ドライヤーの高周囲温度での運転能力を向上。周囲温度45℃での連続運転で従来機と同一のメンテナンスサイクルを維持しました。
使用空気量に応じて末端までの圧力を予測し、低負荷時の圧縮機出口の圧力を低下させることで省エネ運転を行います。
空圧機器の負荷率に応じて自動的に上限圧力を低減。
不必要な昇圧運転をカットし、省エネルギー運転を実現します。
圧縮機の最高回転数を自動調整し、使用圧力を下げた場合に吐出し空気量を増大可能。
一般的な可変速機と比べて圧力(P)、空気量(Q)ともに広い範囲で運転が可能です。
運転データのUSB保存機能により、CSVデータ形式での外部取り出しが可能。省エネ運転の検討に活用できます。
タブレット端末のWeb画面を使い、圧縮機の運転状況の確認や設定確認・変更が可能。これまでにない操作環境が実現できます。
オープンネットワークのシリアル通信Modbus®/RTUを標準サポート。お客さまが利用している上位監視システムへの接続が容易です。
カラー液晶タッチパネルを全モデルに標準装備。設定したい項目を直接タッチし、テンキーで入力、操作性を大幅に向上しました。
「スケジュール予約運転」はもちろん、5秒(最大20秒)までの停電に対し再起動が可能な「瞬停再起動」、低負荷時の「自動停止機能」など多彩な運転機能を用意しました。
圧力や温度、電流、運転時間、警報故障来歴などの運転データを記録し、その場で液晶画面から確認できます。
独自の先進技術を採用することで基本性能を大幅に向上。
高効率DCBL*モータとエアエンドを直結し、伝達ロスを無くしました。さらにオイルセパレーターとも一体構造化することで接続配管を無くし、圧力損失によるエネルギーロスも最少にします。DCBLモータにはアルミハウジングを採用し、従来機に対し冷却効率をさらに向上しました。またDCBLモータと圧縮機本体間のシールには、信頼性に優れたメカニカルシールを採用。モータ内部への油の侵入を確実に防止します。
ベルト張力を運転状態に応じて自動調整してベルトスリップを防止する「ベルトオートテンショナー」を標準搭載。耐久性に優れたVリブドベルトとの組み合わせで、信頼性の向上を図りました。
新合成油を開発し、急速に圧力低下したときに発生する泡立ちを抑制することにより、アンロード時や停止時の放気時間と再起動待ち時間を短縮しました。これにより停止後負荷変動が増大したときの圧力低下を抑制します。
一般的に可変速機は、低負荷運転や自動発停時に圧力低下が生じるため、設定圧力をあらかじめ高くする必要があります。VPLUSなら、独自の制御で設定圧力が維持できる運転圧力維持機能を装備しています。
高効率省電力ターボファンを全モデルに採用するとともに、VPLUSはインバータで回転数を制御します。周囲温度に応じて自動的に冷却ファンの回転数を下げて消費電力を低減するとともに、冷却ファンによる送風音も低減します。
耐久性に優れたステンレス熱交換器を採用。従来機と比べさらに高周囲温度での運転能力を向上させました。
使用する空気量に応じて電磁弁によるドレン排出間隔を自動的に調整し、無駄なエアー排出量を最小限にします。(VPLUSのみ)
着脱可能な前面扉からフィルター類の交換や潤滑油の補給が可能。メンテナンスも簡単です。
高温耐久性に優れた潤滑油を新たに開発し泡立ちを抑制。新型圧縮機専用油「NEW HISCREW OIL NEXT」として初期充填しています。油交換も従来機と変わらず2年*です。
耐荷重能力の高い高負荷型軸受と、精度の高い潤滑油ろ過システムの組み合わせで、圧縮機本体のオーバーホールは8年毎*です。
パッケージ吸い込み口にフィルターを標準装備。設定時間毎にパネルに清掃のお知らせを表示します。
メンテナンス性に優れたスピンオン型オイルセパレーターを採用。オイルセパレータエレメントのろ過面積も大型化し、さらに安定した油分離性能を発揮します。
大型のカートリッジ式吸込みフィルターを採用。旋回分離とフィルターの2段階方式による高い捕集率を図りました。
VPLUSを中心とした日立独自のシステムアップにより、省エネニーズにフレキシブルに対応。トータルメリットで差をつけます。
2〜3台の圧縮機システムであれば、日立V-Mコンビシステムが最適。1台の圧縮機を2台に分割した日立V-Mコンビシステムの導入は大きなメリットがあります。
台数制御にVPLUS1台を組み合わせて簡単に省エネ運転。
すべてVPLUSとし運転平準化で省エネ運転。