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Hitachi

株式会社 日立産機システム空気圧縮機・関連機器

化学品加工メーカ X社(施設管理部)

化学品加工メーカ X社

不満だらけの旧式コンプレッサーのリプレイスを、メーカのコンペで!
オイルフリーコンプレッサーの機能だけではない、現場ファーストの提案の全容とは?

ゴムや樹脂などの加工品製造に定評があるX社。長年使用しているコンプレッサーのリプレイスを考えていた。そこで、施設管理部は次期モデルについて関係各署の要望事項をまとめることにした。

課題

コンプレッサーの老朽化更新にあたり、聞き取りの結果、関係部署からは以下のような要望や不満の声が多く聞かれました。

  • 稼働時の振動や音を可能な限り抑えたモデルにしてほしい
  • 圧縮エアーやドレン内のオイル処理のために他の機械を使うなど、煩雑で手間がかかる
  • オイル処理のコストや環境への悪影響を懸念している
  • 会社の方針として、省エネモデルを採用してCO2削減に貢献したい

施設管理部でこの件の担当にあたったM氏はこの時の様子を次のように振り返ります。
「現場でこのような不満が溜まっていたとは、と反省していました。そこで、これらの問題を改善できるモデルがないか、まずは現在使用しているコンプレッサーメーカに問い合わせてみました。しかし、要望を満たすモデルはなく、改善につながるような提案はもらえませんでした」
M氏は独自に他社メーカのコンプレッサーについて、Web情報を中心に調べてみましたが、条件に合うコンプレッサーを見つけることができず、検討が頓挫してしまいます。
そこで、コンプレッサーメーカ数社によるコンペを行い、問題改善を行えるモデルを提案してもらうことにしました。

課題のポイント

  • 振動や音が抑えられ、省エネで、オイル処理の手間がかからないオイルフリーのコンプレッサーに変えたい

  • 現行メーカに問い合わせたり、自社で調べてみたりしたが、要望を満たすコンプレッサーは見つからなかった

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