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株式会社日立産機システム

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株式会社 日立産機システム

太陽光発電システム用100kWパワーコンディショナ「HSP900シリーズ」を発売

 

100kWパワーコンンディショナ「HSP900シリーズ」
100kWパワーコンンディショナ「HSP900シリーズ」

株式会社日立産機システム(取締役社長:椎木清彦/以下日立産機)は、太陽光発電システム用100kWパワーコンディショナを製品化して、2010年1月より販売を開始いたします。

当社は「環境・省エネに貢献する日立産機システム」の事業コンセプトで、太陽光発電システムにも取り組んでまいりました。

現在、販売している10kWのパワーコンディショナに加え、今後導入が拡大される中大規模太陽光発電システムに対応する為、このたび、100kWパワーコンディショナ「HSP900シリーズ」を開発し販売を開始いたします。

本製品は、最高変換効率の追求のみならず、設置場所における発電電力量の向上に配慮することを製品コンセプトとしています。
当社が制御分野で培った高性能・高信頼性のインバータ技術と高効率アモルファス変圧器の技術を融合して、高発電電力量、高変換効率、高MPPT効率を実現致しました。*

日立産機では、今後もこのたびの100kWパワーコンディショナ「HSP900シリーズ」を核とした新エネルギー事業を拡大して参ります。

*
最大電力点追従制御(Maximum Power Point Tracking)。太陽電池の出力変動に対し追従し最大出力を取り出す制御

主な特長

1.実際に使用される日射強度帯域での変換効率向上

アモルファス変圧器の採用により、実際に使用される低〜中帯域の日射強度でも、太陽電池の出力を効率良く電力変換します*1

2.200V出力モデルで業界トップレベルの最大電力変換効率 96.3%を実現*2

3.新開発MPPTにより太陽電池の出力変動に効率良く、最大出力の取り出しが可能

MPPT効率99.7%*3

4.計画に合わせた選択が可能

「高効率変換モデル」 「ワイド電源入力モデル」

5.変圧器絶縁方式のため、上位変圧器の結線や接地条件に制約なし。
また、ご要求に合わせた出力電圧に対応可能

6.コンパクトで設置も容易

容積1.48m3、設置面積0.76m2

*1
特許出願中
*2
HSP900-1000LFHモデルでの実測値
2010年1月現在、日本国内200V出力用100kWパワーコンディショナとして弊社調べ
*3
特許出願準備中

仕様

型式 HSP900-1000LF HSP900-1000LFH
出力容量 100kW
電気方式 三相3線式
絶縁方式 トランス絶縁方式
直流入力 定格電圧 300V 345V
入力電圧範囲 0〜600V
入力運転電圧範囲 230〜500V 325〜600V
入力数 2系統
交流出力 定格電圧・周波数 202V 50/60Hz
定格電流 286A
変換効率 定格負荷効率 92.8% 95.3%
最大変換効率 95.3% 96.3%
寸法 W800×D950×H1,900 (mm) (ベース、天井保護カバー含まず)
重量 1,200kg
電流歪み率 総合電流歪み率 5%以下
各次電流歪み率 3%以下
(定格電流出力時)
単独運転
検出機能
受動方式 電圧位相跳躍検出
能動方式 周波数シフト検出
その他機能 最大電力追従制御
電圧上昇抑制制御

販売計画

2012年度までに100台

お問い合わせ先

株式会社日立産機システム 産業システム事業部 新エネルギー事業推進プロジェクト [担当:清宮]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地 AKSビル
TEL:03-4345-6267(直通)

以上